海水の塩辛い味は一定に保たれている?それとも変わっている?

この雑学では、海の水の塩辛い味はが変わるか変わらないか、またその仕組みについて解説します。

雑学クイズ問題

海の水の塩辛さは変わる?
A.一定に保たれている
B.だんだん塩辛くなっている
C.だんだん塩辛くなくなっている
D.時代によってかなり変化している

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

海水の塩辛い味は一定に保たれている?それとも変わっている?

海水の塩辛い味は一定に保たれている?それとも変わっている?

海の水は塩辛い!

皆さんは海水浴に行ったことがあるでしょうか?
友人、もしくは家族と楽しく海水浴をしていて、つい口の中に海水が!

海水は凄く塩辛い味ですよね!
今更言うまでもありませんが、海水には塩が含まれているので、しょっぱく感じます。

しかし、時が経つにつれて、海水がどんどん塩辛くなってきた!なんて話は聞きませんよね?
その通り、実は塩辛さは一定に保たれているんです!

その理由について迫っていきましょう!


海水に塩分が含まれる仕組み

そもそも、なぜ海水には塩分が含まれているかをご存じでしょうか?
それは、海ではなく川に関係がありました!

川は絶え間なく流れていますよね?
あの川の流れが岩から塩分を溶出させて、その塩分を海に流し込んでいるのです!

そのため、海水には塩分が含まれていてしょっぱくなっているんですね!
しかし、川が絶え間なく流れ続けるということは、やはり海水はどんどんしょっぱくなっていくのではないのか?

そう思っちゃいますよね!
更に、海水は絶え間なく蒸発し続けてますし、蒸発した水分がやがて雲となり、山に雨を降らせ、川となり、また岩の塩分を・・・

という感じでループしている感じがします。

なぜ海の塩分は一定なのか?

海水の塩辛い味は一定に保たれている?それとも変わっている?
どんどん塩分が濃くなっていきそうですが、現実ではここ数億年では塩分量はほぼ一定だったそうです。
では、なぜ海がだんだんと塩辛くならないのでしょうか?

それは、ペルシャ湾のように熱い地域に秘密がありました!
ペルシャ湾には塩平原というものがあります。

文字通りほとんどが塩で覆われている平原のことですね!
このペルシャ湾のような熱い地域では、大きな干ばつを繰り返し、干ばつが起こった海に日差しが照りつけます。

そうすることにより、水分が急速に蒸発し大量の塩分が残されます。
そのため、海の塩分の量が減るわけですね!

川の水が運んでくる塩分については、かなり微量なもののため蒸発して塩平原になる量と変わらないそうです!
だから海の塩分は一定に保たれているんですね!

他には、メキシコ湾沿いの地下にも岩塩が埋もれているそうです。
これについても、海水が失った塩分をため込んでいるそうです。

世界の沿岸部各地でこのような事態が起きているので、塩分が一定に保たれる事も納得できますね!


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「A.一定に保たれている」でした!

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海の塩分を一定に保つ仕組みはご理解頂けたでしょうか?
仕組みがあるにしても、数億年の間にずっと一定に保たれているのは凄いことですよね!

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まとめ

海の水の塩分は一定に保たれている。
そもそも、海の塩分は、川が岩の塩分を溶出して運んできたものである。
海の水は温かい地域で蒸発することにより、塩分を失う。
川の水が運んでくる塩分については、かなり微量なもののため、蒸発して塩平原になる量と変わらない。
そのため、海の塩分は一定に保たれている。