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パラドックスの意味と面白いパラドックスを紹介!

この雑学では、パラドックスという言葉の意味の解説と、パラドックスに関する面白い話を紹介します。
パラドックス意味面白い

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雑学クイズ問題

パラドックスの語源は何語?
A.ラテン語
B.ギリシャ語
C.英語
D.イタリア語

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

パラドックスの意味と面白いパラドックスを紹介!

パラドックスの意味と語源

「パラドックス」という言葉ですが、なんとなく難しい言葉ですよね?
普段はたまに見かけますが、会話などでは全くといっていいほど、使う機会のない言葉です。

しかし、知ってみると面白くて夢中になってしまうのがパラドックスなのです。
今回はパラドックスの意味を解説するのと同時に、思わず頭を抱え込んでしまうような面白いパラドックスを紹介します!

パラドックスの語源は、ギリシャ語の「paradoxa」からきています。
このギリシャ語を日本語に訳すと、「矛盾」「逆説」「ジレンマ」という意味になります。

一般的には「逆説」という意味で良く使われている言葉です。
「逆説」とは、「ぱっと見では真理に反しているが、考えてみると一種の真理を表していること」や、逆に「ぱっと見では正しくないように見えて、真理をついている様子」を意味しています。

分かりづらいので例を挙げるならば、「急がば回れ」などの言葉です。
最短距離で行った方がもちろん早いはずですが、実際には障害などがあって、回り道した方が早く到着するという考えです。

つまり「正しいと思われている説と全く反対の説で正しさを証明すること」が逆説というわけですね!

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面白いパラドックスを紹介!

パラドックスの意味がわかったところで、思わずうなってしまような面白いパラドックスを10種類紹介します!

砂山のパラドックス

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砂山のパラドックスは以下の内容になります。

砂の山から一粒だけ砂を取り除いても、それは砂山のままだが、それを何回も繰り返し、結果的に残った砂山が砂1粒になったとしても、それは砂山と呼べるであろうかという考え方。

普通に考えれば最後の一つになったとしたら、砂山とは呼べなさそうですよね・・・
どの程度の量を砂山を呼ぶのかも人それぞれになります。

この問題については、「何粒までが砂山」という定義が存在すれば解決となりますが、これも人それぞれなので難しいです。

ゼノンのパラドックス

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これは有名で「アキレスとカメ」とも呼ばれます。内容は以下の通りです。

足の速いウサギと、足の遅いカメが競争をしていて、カメが先に走っていて、ウサギがそれを追いかけています。両者とも常に動き続けているという前提です。

今、カメがいる地点をA地点とします。

ウサギがそのあとを追ってA地点へとたどり着きました。

しかし、その時にはすでにカメは遅いとはいえ、動き続けているのでA地点より先のB地点にいます。

次にウサギがB地点にたどり着いても、カメは動き続けているので、次のC地点の場所にいます。

以降、ウサギがどんなに頑張って追いつこうとしても、差は縮まりますが、カメがいた場所にたどり着いても、多少なりともカメはその先へと動いてしまってるため、永遠に追いつけないということになります。

この考え方は正しいように感じてしまいます。
しかし、現実としては、普通に追いついてぬかすことが可能なのです。

このパラドックスを解決するためには数学的な知識が必要となります。
両者の差が限りなく0に近づいた後は、別の前提で考えると解決されます。

また、ウサギとカメを1つの点として見ているからこの問題が発生してしまうのであって、ちゃんと速さを考慮して、単位時間当たりの進む距離を反映した長さを表す直線で考えてみると、うまく解決できます。

例えば、ウサギがカメの2倍の速さで動き、基準点を前方に定めるとするならば、普通に追いつくこととなります。

全能の逆説

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全能の逆説とは以下の内容になります。

全能者は自分が持ち上げることができない重い石を作ることはできるのかというパラドックス

まずは全能者とは、なんでもできる人のことを指します。
全能なので石を簡単に作ることができます。

しかし、自分で作った重い石を持ち上げることができないとなると、それは全能ではなくなります。
全能ならばどれだけ重たい石でも持ち上げられるはずですよね?

また、逆に考えると全能者はなんでもできるため、全能者が持ち上げられないほどの重い石など、作ることができないという考え方もできます。
この場合は、石を作ることができないため、全能ではなくなります。

このため、必ず矛盾が生じてしまうので全能者など存在しないこととなってしまいます。

抜き打ちテストのパラドックス

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抜き打ちテストのパラドックスの内容は以下になります。

ある日の金曜日、高校で数学の先生が来週抜き打ちテストをやると発表しました。

もちろん生徒からはブーイングの嵐でしたが、Aさんだけは余裕な顔で聞いていました。

Aさんが余裕だったのはとりわけ数学ができるからというわけではありません。Aさんは抜き打ちテストに関して次のようなことを考えていました。

「来週の金曜日にテストがあったなら、木曜日まではないことになり、木曜日には金曜日がテスト日だと予測できてしまうので、金曜日に抜き打ちテストはない」

「こう考えると、金曜日は除外される。すると、木曜日にテストをやるとしたら、それも水曜日までやらないことになり、水曜日の時点で予測できてしまうので、木曜日も抜き打ちテストはない」

Aさんはこのような考えを繰り返し、結果的に金曜日はあり得ないから、木曜日もあり得ない。木曜日もあり得ないから水曜日もない。水曜日もないから、火曜日もなく、同じ理由で月曜日もないと考えました。

そして、最終的に「抜き打ちテストなどありえない」と結論付けました。

―――来週の木曜日になりました―――

先生が抜き打ちテストをやるといいました。

そこで、Aさんは上記の自分の考えを先生に言って、「この抜き打ちテストはおかしい。抜き打ちテストではないのだから、テストはやるべきではない」と主張しました。

すると先生はこう言いました。

「抜き打ちテストはないと思っていた時に抜き打ちテストがあるのだから、結果としてあなたが予想できていなかったことになるので、このテストは抜き打ちテストとして成立します。」

これを聞いたAさんは唖然として、しぶしぶテストを受けたのでありました。

Aさんは頭がいいのか悪いのか、とても面白い話ですよね!
Aさんは考えに考えた結果、抜き打ちテストは存在しないと結論付けましたが、自分の予想外に抜き打ちテストが行われたため、先生の方が1枚上手だったということになりますね!

嘘つきのパラドックス

uso
嘘つきのパラドックスの内容は以下になります。

「この文章は嘘である」という文章があります。

この文章が嘘であるのだから、この文章は「正しい」ものになります。

よって、この文章は正しいのだから「この文章は嘘である」は正しくなり、この文章は「嘘」になります。

嘘であるというなら、「この文章は嘘」ではないので、この文章は「正しい」ものになります。

以下同じ事の繰り返しです。

この考え方をしていると、ずっと頭の中で無限ループが発生してしまいますよね!

考え出すと止まらなくなってしまう面白いパラドックスの一例だと思います。

親殺しのパラドックス

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タイムパラドックスとも呼ばれていますが、以下の内容となります。

タイムマシンで過去に行って、自分が生まれる前の親を殺すことはできるのか?

詳しい内容としては、現在自分は存在していて、生きているのだから、過去に行って自分の親を殺すことはできる。

しかし、殺してしまえば、自分は生まれてこないことになり、親を殺しに行く自分がそもそも存在しないから、殺すことはできない。

しかし、今、自分は生きているのだから殺すことはできる。

これもまた、無限ループしてしまうような内容となっています。

これについては、親を殺したことを前提にすると解決されます。
親を殺すことができたから、自分は生きて存在しているという考え方です。

しかし、親が死んでしまったことで産まれてくるはずの自分が生まれてこなくなるという矛盾します。
親を殺したことで別の世界が発生し、そちらの世界で生きていると考えれる、要はパラレルワールドが存在していると考えれば、その矛盾についても解決されるかと思います。

探求のパラドックス

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探求のパラドックスの内容は以下となります。

探求のパラドックスは探求をするという時点で、探求の対象が分からなければ探求できない。探求しようとしているならば、その対象はすでに分かっているので探求の必要はないというパラドックスです。

面白い言葉遊びですよね!
探求の目的が、対象の存在を発見することと考えてしまうから、このパラドックスが発生してしまうわけですね!

例えば、未確認生命体であるネッシーを探すとしましょう。
ネッシーという存在の認識はありますが、存在が確かめられていないため、探しに行きます。

この考え方ならば、探求という行為が成立して、パラドックスの解決となりますよね!

テセウスの船

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テセウスの船の内容は以下の通りです。

船の修理を繰り返し、元からあった部品はすべて新しいものに変えてしまった。それでもこの船は最初の船と一緒であるのか

このパラドックスは2つの考え方ができます。

1つ目は、全部の部品が完全に別物となってしまったため、最初の船とは全く違うものであるという考え方です。
2つ目は、部品が違ったとしても、所有者がテセウスのため、テセウスの船はテセウスの船であるという考え方です。

これは2つ目の考え方が正しいように思えます。
なぜなら、自分の恋人が整形などで体中のパーツを変えたとします。

しかし、いくら整形をしたとしても自分の恋人であることに変わりはないからです。
これは人によって解釈が異なってきそうですね!

ワニのパラドックス

wani
ワニのパラドックスの内容は以下の通りです。

子どもを連れ去ったワニが母親に「俺が次に何をするか当てることができたら、子どもは食べないでやろう」といいました。

母親は「あなたは子どもを食べるでしょう」と答えました。

すると、ワニは何もできなくなってしまいました。

なぜワニは何も出来なくなってしまったのでしょうか?
それは以下の2つの理由があります。

1つ目はワニが子供を食べようとした場合は、母親が言ったことが正しかったため、ワニは子供を食べないこととなります。
2つ目は、ワニが子供を食べようとしたいなかったときは、母親の言うことにかかわらず、子供を食べないこととなります。

結局は、自分が言ったことで自分の動きを制限してしまったということですね!
母親もなかなか機転の利く回答をしたわけですが、ワニについても間抜けのように感じてしまいますね!

ヘンペルのカラス

karasu
ヘンペルのカラスのパラドックスの内容は以下の通りです。

カラスを1羽も見ることせずに、「カラスは黒い」と証明することができる。なぜならば、「すべての黒くないものがカラスではない」ということを確認できれば良いからである。

数学でこういった考え方を習ったのを覚えていないでしょうか?
「AがBである」ということを証明するためには、「BでないならばAではない」ということを証明すれば良いという考え方です。

つまりは、カラスが黒いかどうかは、黒くないものをすべて確認してしまえば、カラスを見ることができなくても証明が成立するということです。

例えば、「クラスで男子が自分一人だけ」ということを証明するためには「自分が一人だけが男子である」ことを証明するのではなく、「自分以外のクラスメートが全員女子である」ということを証明すれば、「クラスで男子が自分一人だけ」という証明ができるということですね!

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「B.ギリシャ語」でした!

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まとめ

パラドックスの語源は、ギリシャ語の「paradoxa」からきている。
日本語に訳すと、「矛盾」「逆説」「ジレンマ」という意味になり、日本では主に「逆説」という意味で使われている。
逆説とは「正しいと思われている説と全く反対の説で正しさを証明すること」である。

思わず考え込んでしまうパラドックスがいっぱいあったのではないでしょうか?
色々な人と意見交換をしながら読んでみるのも面白いかもしれませんね!

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