アイデンティティの意味や使い方を簡単に解説!日常の難しい言葉

この雑学では「アイデンティティ」という言葉の意味や使い方を簡単に解説していきます。

雑学クイズ問題

アイデンティティってどういう意味?
A.包括的観念
B.結束主義
C.社会的少数者
D.自己同一性

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

アイデンティティの意味や使い方を簡単に解説!日常の難しい言葉

意味が難しいカタカナ語

ワイドショーなどやニュースなどテレビを見ていると、たまに専門家などが難しそうなカタカナ語を使って解説をしていますよね。
しかし、わかりやすく説明しようとしているはずが、難しい専門用語のように聞こえてしまい、かえって分かり辛くなっていることもあります。

そんな難しいカタカナ語の一つとして「アイデンティティ」と呼ばれる言葉があります。
ほとんどの人は学生時代に「アイデンティティ」という言葉を習っているはずですが、当時は理解できず、うやむやのまま大人になってしまった人も多いのではないでしょうか?

カタカナ語は専門用語のように聞こえて敬遠しがちですが、意味がわかってしまえば簡単だったりするんですよね。
今回は「アイデンティティ」についてかなりわかりやすく解説していきますので、子供のころ理解できなかった人もここで覚えていってください。


「アイデンティティ」の言葉の意味

それではさっそく「アイデンティティ」という言葉の意味について解説していきます。
「アイデンティティ」について調べてみると、以下のような意味であることがわかります。

・自己同一性
・自己認識
・主体性

ここまで読んで「やっぱり難しい、わからない」と思った人もいるはずですので、さらにわかりやすく解説します。
かなり簡単にいえば「自分がどういう人間なのか自分で理解していること」です。

つまり、あなたが自分自身について「自分はこういう人間である」と説明できることがアイデンティティとなります。
逆に、自分がどうしたいのか、自分がどういう人間であるか、というように自分の考えをあまりもたない人がアイデンティティの無い人間というわけですね。

また、アイデンティティは「自分は自分でいいんだ」といった自分を肯定する考え方も当てはまります。
「自分はこういう人間なんだ」という考えを他人に否定されたり、「自分は自分でいいんだ」という考えを「あなたはこのままではいけない」と否定されたりすることによって、自分のことがよくわからなくなってしまうことなどを「アイデンティティの崩壊」と言ったりします。

大まかにいってしまえば、自分が持っている考え方や価値観、そういったもの全般をアイデンティティと呼ぶこともあります。
なぜここまで回りくどい解説になるのかというと、アイデンティティという言葉がラテン語であり、これにぴったり当てはまる日本語が無いからなんですね。

一応ラテン語の「アイデンティティ」には「同じである」という和訳があるそうですが、日本で使われている「アイデンティティ」とはニュアンスが異なりますよね。

「アイデンティティ」の使い方

それでは最後に「アイデンティティ」という言葉の使い方について解説していきます。
例えば「アイデンティティ」は以下のような使われ方をされています。

最近の若者はアイデンティティが欠如している。
・最近の若者は自分を考えを持たず、ふわふわしている。

自分を否定されたことでアイデンティティが崩壊した。
・否定されたことによって自分は自分のままでいいんだと思えなくなり、自分が何者かわからなくなった。

自分はアイデンティティを強く持っている人間である。
・自分という人間を強く認識し、自分自身をよく理解している人間である。

概ね以上のような使い方で間違いはないでしょう。
「アイデンティティ」という言葉の意味や使い方について、ご理解いたけたでしょうか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「D.自己同一性」でした!

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まとめ

アイデンティティとは「自己同一性」「自己認識」「主体性」という意味である。
簡単にいえば「自分自身について理解をしていること」である。
元々はラテン語であり、和訳するさいに当てはまる日本語が無い事から、説明することが難しくなっている言葉である。
アイデンティティの崩壊などは、今まで信じてきた自分がわからなくなり、自分自身が何者なのかが理解できなくなることである。