モダンの意味・語源・由来は?使い方や対義語も簡単に解説!

この雑学では「モダン」という言葉の意味や語源由来、使い方や対義語についてわかりやすく解説していきます。

雑学クイズ問題

モダンという言葉の意味はどれ?
A.哀愁的な
B.懐古的な
C.時代遅れな
D.現代的な

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

モダンの意味・語源・由来は?使い方や対義語も簡単に解説!

意外と誤用されているモダンという言葉

皆さんは普段からどれぐらいカタカナ語を使っていますか?
数十年前の日本ではあまり考えられなかったことですが、現在では仕事でもプライベートでもたくさんのカタカナ語が飛び交っていますよね。

テレビでバラエティやニュースなどを見ていてもわからないカタカナ語が出てきて困惑することもしばしばあります。
そんなカタカナ語の中で「モダン」という言葉の本来の意味を知っている人って意外に少ないんですよね。

なんとなく「モダン」という言葉を、「オシャレな」とか「落ち着いて奇麗な」のような意味で使っている人もいるかもしれませんが、実はそれは誤用です。


今回は「モダン」という言葉の正しい意味や使い方についてここで覚えていってくださいね。

モダンという言葉の意味

それではさっそく「モダン」という言葉の意味について解説していきます。
「モダン」の意味について調べてみると、以下のような意味であることがわかります。

・現代的な
・近代的な

語源についてはラテン語の「modernus」が由来となっていて、元々は「今の、現代の、近代の」という意味で使われている言葉でした。
これが英語の「modern」となって、日本でもそのまま直訳をして「現代的な、近代的な」という意味で使っているんですね。

そのため、使い方としては「モダンなデザインの建物」や「モダンな家具」といった使い方が正しく、砕いていえば「今風の建物だね」といった意味となります。
あくまで「現代的なもの」に対して使う言葉なので、今現在モダンなものであっても、数十年後に古くなったものに対しては「モダン」といった言葉は使いません。

それではモダンの対義語は?

ちなみに、モダンという言葉の対義語は「クラシック」となります。
モダンが「現代的」であるのに対して、クラシックは「古典的」という意味があり、いつの時代にも変わりなくそのままのデザインなどを継承しているものを指します。

または「レトロ」という言葉にも「懐古的、復古的な様」という意味があります。
そのことから、現代的なものに対しては「モダン」と表現して、昔風の懐かしげのあるものに対しては「レトロ」という言葉を使ってあげるのもわかりやすいかと思います。

さらに「レガシー」という言葉についても先人の残した遺産といった意味や現代に対して時代が遅れているといった意味があるので、モダンの反対の意味で「レガシー」と言っても伝わるかもしれません。

モダン焼きの由来は?

最後におまけの雑学として「モダン焼き」という食べ物の「モダン」について解説します。
モダン焼きはお好み焼きの一種ですが、お好み焼きは大きくわけて「関西風」や「広島風」があって、どっちが本家お好み焼きなのか論争を呼んでいますよね。

その中でもモダン焼きは関西風のお好み焼きに広島風のようにそばをはさむという、関西風と広島風がミックスされたお好み焼きのことを指します。
このことから、モダン焼きは関西風や広島風などの従来のお好み焼きに比べて新しいお好み焼き、つまり現代風のお好み焼きであることから「モダン焼き」と呼ばれるようになったとされています。

しかし「モダン焼き」の語源由来には諸説あるようです。
お好み焼きのチェーン店である「ぼてじゅう」がモダン焼きを開発した際に、色々な食材が盛りだくさんであることから、略してモダンになったという説もあります。

どちらの意味でも通用しそうなのでどちらの説が正しいのかは定かではないそうです。
以上がモダンの意味・語源・由来や正しい使い方と対義語でした、いかがでしたでしょうか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「D.現代的な」でした!

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まとめ

モダンという言葉の意味は「現代的な、近代的な」である。
語源はラテン語であり、それが英語となって現在も日本では英語を直訳した意味で使っている。
対義語としては「クラシック」という言葉があるが、「レトロ」や「レガシー」という言葉も対義語として似たニュアンスの言葉である。
モダン焼きの「モダン」については現代風の新しいお好み焼きであることからモダン焼きとなったという説がある。
または、食材が盛りだくさんに使われていることから略して「モダン」になったという説もある。