どんぶり勘定の意味や由来語源を解説、実は器は無関係。

この雑学ではどんぶり勘定という言葉の意味や本当の由来や語源について解説します。

雑学クイズ問題

どんぶり勘定のどんぶりとは何のこと?
A.大きな魚のブリのこと
B.お米を盛りつける大きな器
C.昔の職人の物入れ
D.博打に使っていた小さめの器

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

どんぶり勘定の意味や由来語源を解説、実は器は無関係。

意外と知られていない日本語の由来

普段から当たり前のように使っている日本語には意味は知られているものの、語源や由来までは知られていないものが実はとても多いのです。
また、実は語源や由来が知られているようで、語源や由来を間違えて覚えられているものもあります。

今回紹介する言葉は「どんぶり勘定」という言葉になりますが、私生活でもそこそこ使う言葉ですよね。
意味については多くの人が知っている「どんぶり勘定」という言葉ですが、実は語源や由来はほとんどの人が間違えて覚えています。

「どんぶり」という言葉を使うことから、ご飯などを盛る器を想像される方が多いと思いますが、由来や語源には全く関係がありません。
それではこの「どんぶり」という言葉は一体どこからきたものなんでしょうか?


どんぶり勘定の意味

まずは「どんぶり勘定」という言葉の意味を解説していきます。
「どんぶり勘定」という言葉の意味について調べてみると、以下のような意味であることがわかります。

・細かく計算しないでお金を使うこと
・おおまかにお金を出し入れすること

以上のような意味の言葉となりますが、おそらくはほとんどの人が意味についてご存じだったかと思います。

細かなお金の計算をしないで、おおまかにお金を使ったりする人っていますよね。

どんぶり勘定の語源由来

それでは続いて「どんぶり勘定」という言葉の語源や由来について解説していきます。
実はどんぶり勘定のどんぶりとは、昔の職人が腰かけにぶら下げていた物入れのことなんですね。

職人さんはこの腰かけから下げていたどんぶりから、お金を大雑把に取り出したりして使っていたそうなんです。
これが語源由来となって大雑把にお金を出し入れすることを「どんぶり勘定」と呼ぶようになったのでした。

どんぶりはお米などを盛る器をイメージする人が多いことと、その大きな器を使って大雑把にお金を使うというイメージが一致して「どんぶり=丼」という誤解が生まれてしまったんですね。
「どんぶり勘定」のどんぶりについてはお米を盛る「丼」とは別物であるため、表記する際には「どんぶり勘定」とひらがな表記することが多いようです。

以上がどんぶり勘定という言葉の意味や本当の由来や語源についてでした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「C.昔の職人の物入れ」でした!

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まとめ

どんぶり勘定という言葉の意味は「細かく計算しないでお金を使うこと」「おおまかにお金を出し入れすること」である。
多くの人がどんぶり勘定の「どんぶり」をご飯を盛る「丼」のことだと思っているが、これは間違いである。
「どんぶり勘定」のどんぶりは、昔の職人が腰かけから下げていた物入れのことである。
昔の職人がこの「どんぶり」と呼ばれるもの入れからお金を大雑把に出し入れしていたことが語源由来となって、どんぶり勘定という言葉が生まれた。