七夕の雑学、織姫と彦星は恋人ではなく実は夫婦、会えない理由とは?

この雑学では織姫と彦星は恋人ではなく夫婦、なぜ年に一度しか会えないのか?など七夕の雑学を紹介します。

雑学クイズ問題

織姫と彦星は年に一度しか会えない理由とは?
A.実はあまり仲が良くないから
B.禁断の愛だったから
C.お互い遠いところに住んでいたから
D.二人で遊んでばかりで罰を与えられたから

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

七夕の雑学、織姫と彦星は恋人ではなく実は夫婦、会えない理由とは?

七夕に楽しい話題を

クリスマスやバレンタインデー、最近ではハロウィンが注目を集めるなど、日本では様々な行事が行われていますよね。
そんな日本で行われている行事の中に「七夕」と呼ばれるものがありますが、七夕についても雑学の宝庫なんです。

例えば、七夕は日本だけでなく、海外でも行われてるってご存じでしたか?
日本以外の国では中国や韓国、台湾、そしてベトナムでも七夕が行われているそうなんです。

もちろん国によって七夕の風習も変わり、お隣の国である韓国では鯉のさしみや鯉の焼き魚を食べる風習があるようです。
今回は七夕の楽しい話題となるような雑学を色々と紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。


織姫と彦星は夫婦、なぜ年に一度しか会えない?

七夕といえば彦星と織姫の伝説を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
彦星と織姫は多くの人に勘違いされていますが、恋人同士ではなく夫婦なのです。

しかし、夫婦なのにも関わらず、別居状態で一年に一度しか会えないってなんだかとても不思議ですよね。
実は新婚当初は一緒に暮らしていた時期があったのですが、あまりにも新婚生活を楽しみすぎて遊んでばかりいたため、天帝によって離れ離れにされてしまったのです。

天帝は織姫の父親で、彦星との縁談をまとめてくれた人物であり、機織りの名手である自慢の娘に相応しい相手を探した結果、牛使いで働き者の彦星が選ばれました。
せっかく働き者の牛使いとの縁談をまとめたのにも関わらず、二人が遊んでばかりいたため、天帝が怒ってしまったということですね。

そして、離れ離れになって悲しみに明け暮れる二人に対して、技芸を磨いて勤勉に働くならば一年に一度だけ会っても良いという条件が出されたのです。
こうして、再開の許された七夕の日には、天帝の命を受けたカササギの翼に乗り、二人は再開するようになったのでした。

七夕に短冊を書く意外な理由

七夕には短冊に願い事を書き込んで笹に飾り付けをする風習がありますよね。
これも彦星と織姫の伝説に関連したものと思われがちですが、実は全く関係が無いのです。

それではなぜ七夕の日には短冊に願い事を書き込むようになったのかというと、元々は字が上手くなるように始まった風習なんですね。
短冊に願い事を書き込むようになったのは江戸時代になってからのことで、この頃は今のように読み書きが出来て当たり前の時代ではありませんでした。

江戸時代の頃は字の読み書きが上手に出来ることがステータスであったため、このような風習が誕生したのです。
現代でも短冊に奇麗な字で願い事が書かれていると、思わず「凄いな!」と思ってしまいますよね。

以上が織姫と彦星は恋人ではなく夫婦、なぜ年に一度しか会えないのか?など七夕の雑学でした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「D.二人で遊んでばかりで罰を与えられたから」でした!

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まとめ

七夕の言い伝えに出てくる彦星と織姫は恋人だと思われているが、実は夫婦である。
新婚当初に遊びすぎていたことから、縁談をまとめた織姫の父親である天帝が怒り、二人を離れ離れにしてしまった。
その後、技芸を磨いて勤勉に勤しめば一年に一度だけ会うことが許されたため、七夕の日にだけ再開できるようになっている。
また、七夕に短冊を書く風習は彦星と織姫は関係が無く、字の読み書きが上達するように始まった風習である。