生卵とゆで卵はどちらの賞味期限が長く日持ちするのか。

この雑学では生卵とゆで卵はどちらの賞味期限が長く日持ちするのかについて解説します。

雑学クイズ問題

次の中で最も日持ちするものは?
A.生卵
B.ゆで卵(殻付き)
C.ゆで卵(殻無し)
D.どれも変わらない

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

生卵とゆで卵はどちらの賞味期限が長く日持ちするのか。

卵はどれぐらい日持ちする?

普段から食材を管理する時には賞味期限を気にするかと思いますが、特に夏場などは食材も傷みやすく注意が必要ですよね。
その中で皆さんは卵の賞味期限の管理はどうされているでしょうか?

一般的には食材を加熱した方が日持ちすると言われていますが、果たして卵はどうなのでしょうか。
また、一度割ってしまった卵やとき卵にしてしまった場合の賞味期限はどうなるのか、それぞれどの程度日持ちするのかを解説していきます。


生卵の賞味期限

まずは生卵の賞味期限について解説していきます。
生卵って冷蔵で売られていることもあれば、常温のまま売られていることもありますよね。

常温のまま売られている生卵に関しては風通しの良い冷暗所に保存するようにし、冷蔵庫で売られていた場合は冷蔵庫保存するようにしてください。
冷蔵庫で売られている卵は、常温に戻る際に温度の変化の影響を受けて卵の鮮度が落ちてしまったりすることもあるそうです。

適切な環境で保存が出来ている状態であれば、冬場であれば約2ヶ月、春や秋であれば約3週間、夏場であれば約2週間保存することが可能です。


ただし、ほとんどの企業では賞味期限を2週間としていることから、生で食べるのであれば2週間以内を目安に、それ以上は加熱して食べるようにしてください。

ゆで卵の賞味期限

続いてゆで卵の賞味期限について解説します。
ゆで卵の賞味期限は殻が付いている状態とついていない状態で多少の前後があります。

殻付きの状態であれば、冷蔵庫保存をすることによって3日ぐらいは日持ちさせることが出来ます。
しかし、ひびが入った状態になっていると賞味期限は2日程度になり、殻を完全に剥いてしまった場合には12~24時間以内が賞味期限となります。

生卵の賞味期限が長いのに対して、一度でも火を通してしまったり、調理してしまった卵は賞味期限が一気に短くなってしまうんですね。

割った卵の賞味期限

最後に割った卵の賞味期限について解説していきます。
割った卵についても、とき卵にしてしまった場合と卵黄がしっかり残っている状態では賞味期限に差が出てきます。

溶いていない状態の卵については冷蔵保存で2~3日程度は日持ちさせることが出来ます。
しかし、溶いた状態の卵は24時間程度しか日持ちしないため、誤って卵を割ってしまった場合は、そのまま冷蔵保存することをオススメします。

卵を割ってしまうと急激に鮮度が落ちてしまうことから、保存しておいた卵は生で食べないようにして、必ず加熱してから食べるようにしてください。
以上が生卵とゆで卵はどちらの賞味期限が長く日持ちするのかについてでした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「A.生卵」でした!

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まとめ

生卵とゆで卵では適切な保存方法をとれば生卵の方が賞味期限が長く、日持ちするようになっている。
生卵は冬場で約2ヶ月、春や秋で約3週間、夏で2週間は日持ちするが、基本的に2週間以上経過している場合には加熱処理が必要である。
ゆで卵は殻付きの状態であれば3日程度は日持ちし、殻にひびが入っている状態だと2日、殻を全て剥いてしまった場合には12時間~24時間である。
割った状態の卵は溶いてない状態で2~3日程度は日持ちし、溶いた卵は24時間、保存後にはしっかりと加熱して食べる必要がある。