ギガが減るの意味とは?メガ、キロの単位などスマホの仕組みを簡単解説!

この雑学では巷で聞く「ギガが減る」の意味や、スマホで使われるメガやキロという単位の仕組みについて解説します。

雑学クイズ問題

この中で最も大きい単位はどれ?
A.バイト
B.メガ
C.ギガ
D.テラ

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

ギガが減るの意味とは?メガ、キロの単位などスマホの仕組みを簡単解説!

色んな場面で登場するギガ

スマホが急激に普及したことによって、現代ではプライベートのみならず、仕事でもスマホが使えて当たり前の時代になりましたよね。
固定電話が当たり前だった時代の人にとっては、スマホの使い方など新しいことを覚えるのはとても苦労するかと思います。

難しいIT用語も多く「ギガ、メガ、キロ」といった単位をきちんと理解する必要が出てきました。
テレビCMなどで「ギガが減る」とうい言葉が登場したり、スマホを契約する際にも「ギガ放題」などのプランもあり、困惑する人も多いはず。

しかし、理解してしまえばこうしたIT用語は割と簡単だったりするのです。
今回はそんな「ギガ、メガ、キロ」といった単位について、誰にでもわかるように簡単に解説していきますので安心してくださいね。


ギガ、メガ、キロはデータの重さの単位

「ギガが減る」について理解するためには、そもそも「ギガ、メガ、キロ」といった単位を理解する必要があります。
「ギガ、メガ、キロ」などの単位はなんとなく理解されているかもしれませんが、スマホやパソコンで使われるデータの重さを表します。

地球上のありとあらゆるものには質量が存在しているように、スマホやパソコン、インターネットの世界のデータにも質量が存在しているんですね。
現実世界の質量は「グラム」で表されるように、スマホやパソコンで扱うデータの質量は「バイト」という単位で表します。

これは例になりますが、現実世界でいうところ「1グラム=1バイト」のように単位を置き換えてイメージするとわかりやすいかと思います。
「バイト」という単位もキロと同じく、1,000バイトで1キロバイト1,000キロバイトで1メガバイト1,000メガバイトで1ギガバイトと増えていきます。

つまり1ギガバイトは1,000,000,000バイトということになりますよね。
テレビやスマホのパンフレットでは「1GB」などと表記されていますが、これは「GigaByte(ギガバイト)」を省略しているだけです。

それでは「ギガが減る」の意味とは?

単位について理解できたところで、さっそく「ギガが減る」の意味について解説していきます。
巷で使われている「ギガが減る」は、スマホで通信をした場合に消費される「通信容量」について言っているんですね。

現在あなたが見ているこのブログの文字や画像ももちろんデータであり、重さがあります。
例えば、この記事の重さが1メガバイトだと仮定すると、この記事を開いた時点で1メガバイトの通信容量を消費します。※実際にはそんなに重くないです

そして、あなたが契約しているプランが1ギガバイト(1,000メガバイト)だとすると、1メガバイトが消費されたため、残りの通信容量が0.999ギガバイト(999メガバイト)となるのです。
このように、通信を行うことによって通信容量が減ることを端的に説明するために「ギガが減る」と言っているんですね。

そのため、1メガバイトのデータを1000回読みこむと当然1ギガバイトが消費されるため、残りの通信容量は0バイトとなります。
通信容量が無くなってもインターネットなどが出来なくなる訳ではありませんが、翌月になるまでは極端にインターネットなどを使用する速度が落ちるデメリットがあります。

通信容量以外で使われるギガ

「ギガ」はデータの単位であるため、通信容量だけに関わらず、他にも様々な場面で使用されます。
スマホやパソコンでは「メモリ」の容量を表す時にもギガが使われますが、メモリがわからないという人にもわかるように簡単に解説していきます。

メモリには主に「ランダムアクセスメモリ」と「リードオンリーメモリ」と呼ばれるの2種類のメモリがあります。

ランダムアクセスメモリは作業机!

いきなり訳のわからない横文字が登場しましたが、現実の物と置き換えるとすぐにわかるので安心してください。
まずは「ランダムアクセスメモリ」についてですが、これは作業机だと考えれば非常にわかりやすいです。

例えば、作業机のスペースが広いと新聞を開いて、漫画を開いて、飲み物を置いて、食事も置いて、パソコンもテレビも置いて・・・
などのように、一度にたくさんのものを置いて作業が出来ますよね。

スマホやパソコンも同じで、ランダムアクセスメモリが多ければ多いほど、一度にたくさんのアプリケーションを開いて、効率良く動作させることが出来るのです。
逆に、ランダムアクセスメモリが少ないと、それだけスマホ内でデータを処理するスペースが無くなるため、動作が遅くなるんですね。

家電量販店などでは「Random Access Memory(ランダムアクセスメモリ)」を略して「RAM(ラム)」と表記されています。
「RAM16GB」などと書かれていますが、この数値が大きければ大きいほど、スマホやパソコンの性能が良いと考えて良いでしょう。

リードオンリーメモリはタンスやクローゼット

続いて「リードオンリーメモリ」についてですが、これはタンスやクローゼットだと考えてもらえるとわかりやすいです。
皆さんも普段から買ったものをタンスやクローゼットなどに収納しますよね。

スマホやパソコンでも同じで、撮影した写真や動画、電話番号やメールアドレスなどのデータを収納しておく場所が必要となります。
それが「リードオンリーメモリ」と呼ばれる保存用の領域のことなんですね。

もちろん「リードオンリーメモリ」が多ければ多いほどたくさんのデータをスマホやパソコンに保存しておくことができます。
家電量販店などでは「Read Only Memory」を省略して「ROM(ロム)」と表記されています。

以上が「ギガが減る」の意味やスマホで使われるメガやキロという単位についてでした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「D.テラ」でした!

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まとめ

ギガ、メガ、キロなどの単位はデータで扱われる単位の「バイト」のことであり、1,000,000,000バイト=1,000,000キロバイト=1,000メガバイト=1ギガバイトである。
「ギガが減る」とは、インターネットなどを使ってブログや動画を開いた時に消費される通信料量のことを指している。
また、メモリなどでも「ギガ」という単位は使われており、メモリには「ランダムアクセスメモリ」と「リードオンリーメモリ」がある。
ランダムアクセスメモリはスマホやパソコンがデータを処理するための作業スペースであり、リードオンリーメモリーは画像や動画などのデータを保存しておく領域である。