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奈良公園に鹿が多いのはなぜ?理由をわかりやすく解説。

奈良公園鹿多い理由なぜ
この雑学では奈良公園に鹿が多い理由についてや、奈良公園の鹿にまつわる雑学を紹介します。

雑学クイズ問題

奈良公園の鹿は誰のものになっている?
A.奈良県
B.市原市
C.奈良公園の所有者
D.所有権はなく野生

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

奈良公園に鹿が多いのはなぜ?理由をわかりやすく解説。

奈良公園といえば野生の鹿

奈良公園鹿多い理由なぜ
奈良県は歴史的な遺産がたくさんあり、日本の観光スポットとして有名な都道府県ですよね。
様々な文化遺産もありますが、奈良県といえば奈良公園にいる鹿を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

地元の人はもうあまり気にしていないかもしれませんが、他県に住んでいる人にとってはとても珍しい光景です。
他県にも鹿が生息している区域がありますが警戒心が強く、人慣れした鹿と遊ぶことが出来るというのも奈良公園の魅力の一つです。

それでは、なぜ奈良公園にはここまで人間慣れした鹿が増えたのか、とても気になりますよね。
奈良公園の歴史や鹿の雑学もあわせて紹介していきます。


鹿は神聖な生き物だった

それではさっそく奈良公園に人慣れした鹿がたくさんいる理由について解説していきます。
実は奈良公園にここまで鹿が増えたのも、昔は鹿が神の使いであり、神聖な生き物だと考えられていたからなんですね。

奈良公園を神の使いだと考えられるようになったのは由来は古く、奈良時代まで遡ります。
藤原氏が奈良の都へと移り住んだ時、鹿島神宮(茨城県)から奈良公園にある春日大社の御笠山へと神様を移して祀りました。

春日大社には藤原氏が移した武甕槌命(たけみかづちのかみ)という神様が今でも祀られています。
そして、武甕槌命(たけみかづちのかみ)が鹿島神宮から春日大社に移動する際に、白い鹿に乗ってきたという言い伝えから、鹿は神の使いだと考えられたのです。

昔は鹿を殺すと罰せられた

奈良公園鹿多い理由なぜ
奈良では鹿が神聖な生き物だと考えられていたことから、鹿を殺すと罰せられて、死刑になったという話が残っています。
これは江戸時代の古い言い伝えなのですが、興福寺の近くに住んでいた少年が鹿を殺してしまい、死刑になってしまったそうなのです。

少年が筆をとって字の練習をしていたところ、その地に住んでいた鹿が少年の半紙を食べてしまいました。
少年は慌てて鹿を追い払おうとして鹿に向かって文鎮を投げつけたところ、不運にもその鹿を殺してしまったのです。

そして、昔からの風習で鹿は神聖な生き物と考えられていたため、罰せられて死刑となってしまいました。
それからは、家の前で鹿が死んでいると自分が殺したと疑われてしまうため、奈良県の住民は朝早く起きて自宅前をチェックするようになったとされています。

その後、第二次世界大戦を迎えた頃には食糧難となり、奈良公園の鹿も食べられて一気に数十頭まで数を減らしました。
戦後には奈良公園の鹿が国の天然記念物として保護されるようになり、千頭以上までその数を増やしました。

奈良公園に住む鹿は現在でも奈良県の所有物だと思われがちですが、保護しているだけで実は野生動物であり、誰の所有物でもないそうです。

夜になるとどこに移動する?

日中には餌となる鹿せんべいなどを求めて、たくさんの鹿が奈良公園内を歩いていますよね。
夜になると一気に鹿の数が減ったように見えますが、それは昼に餌場である奈良公園へとやってくるためなんです。

奈良公園の鹿は野生動物であることから、もちろん夜には外敵に狙われないような場所へと移動し、そこを寝床としているんですね。
飼育されている訳ではないため、鹿が夜になるとどこを寝床としているのかは、大体の場所しか把握できていないそうです。

鹿のグループによっては、車の往来がある道路の中央分離帯で寝泊まりしており、飛び出してきた鹿と車との衝突事故が絶えません。
そのため、奈良県には「鹿飛び出し注意」の看板が数多く設置されているのです。

以上が奈良公園に鹿が多い理由についてや、奈良公園の鹿にまつわる雑学でした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「D.所有権はなく野生」でした!

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まとめ

奈良県では日本が奈良時代の頃から鹿が神聖な生き物だと考えられていたため、奈良公園には多くの鹿が住み着いた。
江戸時代には鹿を誤って殺してしまった少年が死刑になったという言い伝えが残っている。
第二次世界大戦の影響から一時期は数十頭まで数を減らしたが、その後は天然記念物として保護され、現代では千頭以上の鹿が奈良公園で生活している。
夜になると一気に鹿を見かけなくなるのは、外敵から身を守るため、安全な寝床へと身を隠しているからである。

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