蚊の日の由来と面白い雑学、8月20日の今日は何の日?

8月20日の「今日は何の日?」は「蚊の日」です。
また「蚊の日」にちなんで「蚊が血を吸うのは4~5日に一度」「血を吸うのはメスの蚊だけ」など蚊にまつわる面白い雑学を紹介します。

8月20日は蚊の日

今回は「蚊の日」について解説していきます!
なぜ8月20日が「蚊の日」なのかというと、1897年8月20日にイギリスの細菌学者ロナルド・ロスが、羽斑蚊類の蚊の胃の中からマラリアの原虫を発見したことが由来となっています。

ロナルド・ロスはこの研究の成果が評価されて1902(明治35)年にノーベル生理学・医学賞を受賞し、1911(明治44)年にはイギリスのナイトの称号を叙勲されました。
マラリアは寄生虫によって起こる命に関わる重大な病気であったため、この発見はマラリアによる犠牲者を少しでも減らす大きな一歩となりました。

マラリアの原虫が発見されて以来100年以上経過していますが、現在でもマラリアを完全に撲滅することは難しく、主にアフリカを中心として年間数十万人の方が亡くなることもあるそうです。
また、日本人も太平洋戦争では南方戦線でマラリアによって甚大な被害を受けることになりました。

南方戦線ではジャングルに滞在することが多く、虫を媒介として日本兵へと感染しマラリア患者が続出することとなりました。
マラリアが原因となってガダルカナル島の戦いでは1万5000人、インパール作戦では4万人、ルソン島の戦いでは5万人以上の犠牲者を出すこととなりました。

蚊の雑学

今回は「蚊の日」にちなんで「蚊が血を吸うのは4~5日に一度」「血を吸うのはメスの蚊だけ」など蚊にまつわる面白い雑学を紹介します。