白露の由来と面白い雑学、2023年9月8日の今日は何の日?

9月8日の「今日は何の日?」は「白露」です。
また「白露」にちなんで「靄、霞、霧の違いとは?」「結露が起こる仕組み」など水蒸気にまつわる面白い雑学を紹介します。

9月8日は白露

今回は「白露」について解説していきます!
「白露」とは「はくろ」と読み、二十四節気の一つとなっています。

二十四節気に関してはあまり耳馴染みのない言葉のように思うかもしれませんが、実は日本人の生活に深く密着しているものとなります。
日本には季節を表す言葉がたくさん存在していて、春夏秋冬を表す四季があるように、実は更に細かく季節を表す暦日として「二十四節気」というものが存在しています。

「二十四節気」を簡単に説明すると、一年間を二十四に分けることによってより季節を細かく分かりやすくしたものとなります。
「白露」についてはあまり有名ではありませんが、他には「春分」「夏至」「秋分」「冬至」など聞き馴染みのある二十四節気があります。

どれも季節を表すものとなり「白露」については次の節気である「秋分」までの期間となり「大気が冷えてきて、露ができ始めるころ」だとされています。
「暦便覧」によると「陰気やうやく重りて、露にごりて白色となれば也」とされています。

「大気が冷えてきて」とされていますが、現実の日本ではまだまだ残暑が厳しく暑い日が続く時期となっています。
二十四節気というものはもともと中国から伝わったものなので、9月は中国では「大気が冷えてきて、露ができ始めるころ」なのか、それとも1000年以上前の日本は9月にはそのような気候を迎えていたのか、現代の日本の気候とはあまり一致しない部分もあります。

水蒸気の雑学

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