カイロの日の由来と面白い雑学、12月1日の今日は何の日?

12月1日の「今日は何の日?」は「カイロの日」です。
また「カイロの日」にちなんで「カイロを素早く温める方法」「カイロは最初にお菓子メーカーから発売された」などカイロにまつわる面白い雑学を紹介します。

12月1日はカイロの日

今回は「カイロの日」について解説していきます!
なぜ12月1日が「カイロの日」なのかというと、12月1日がカイロの需要が高くなる時期である12月の最初の日であることが由来となっています。

「カイロの日」については日本使いすてカイロ同業会(現在の日本カイロ工業会)によって1991(平成3)年に制定された記念日となります。
冬の寒い時期が苦手という人にとってはカイロは重宝するアイテムであり、ポケットに入れていたりインナーに貼り付けているという人も多いのではないでしょうか。

カイロの長い歴史と由来

そんな日本人に愛されるカイロは実は日本生まれのものだったって知っていましたか?
実はカイロの歴史はとても古く、現在のカイロのルーツとなったものは江戸時代に石を温めてから懐に入れていた「温石(おんじゃ)」だとされています。

これが明治時代になると麻殻や殿炭粉を練って袋に詰めて、それを容器の中で燃やすという「懐炉灰」になりました。
そして大正時代には更なる進化を遂げて、ペンジンの気化ガスと白金のの触媒作用を使って熱を発生させる「ベンジンカイロ」が登場しました。

戦後には朝鮮半島で戦う米軍が鉄の粉と食塩によって熱を発生させる保温具を使っていた事をヒントにして、日本人が現在のカイロを発明します。
そして、1978年に使い捨てカイロが発明されると、それまで利用されていたペンジンカイロに代わって一気に普及していったのです。

カイロの雑学

今回は「カイロの日」にちなんで「カイロを素早く温める方法」「カイロは最初にお菓子メーカーから発売された」などカイロにまつわる面白い雑学を紹介します。