日本人宇宙飛行記念日の由来と面白い雑学、12月2日の今日は何の日?

12月2日の「今日は何の日?」は「日本人宇宙飛行記念日」です。
また「日本人宇宙飛行記念日」にちなんで「宇宙はどんな臭いがする?」「ブラックホールって結局は何?」など宇宙にまつわる面白い雑学を紹介します。

12月2日は日本人宇宙飛行記念日

今回は「日本人宇宙飛行記念日」について解説していきます!
なぜ12月2日が「日本人宇宙飛行記念日」なのかというと、1990年12月2日にTBSの秋山豊寛記者(当時)を載せたソ連のソユーズTM11号が打ち上げられ、日本人初の宇宙飛行に成功したことが由来となっています。

民間人では初めて商業宇宙飛行を利用した例であり、ジャーナリストとして初めて宇宙空間からの報道を行ったことで、当時の日本で大変な注目を集めました。

秋山氏が宇宙へいったきっかけ

秋山氏が宇宙飛行士となってソユーズに乗り込んだきっかけは、TBSの創立40周年の事業であり、宇宙にジャーナリストを送り込むことを目的とした「宇宙特派員計画」でした。
TBS社内からは98人もの応募がありましたが、その中で見事に宇宙飛行士候補として選抜されたのです。

当然ですが一般人がそのままソユーズに乗り込んで宇宙へ行くのは不可能であり、訓練を受ける必要がありました。
1989年10月からはモスクワ郊外にある宇宙飛行士訓練センターで訓練が始まり、1990年の11月までの一年間を訓練に費やしました。

そして、1990年の12月1日には国家審査委員会から宇宙飛行士の承認を受けることになりました。
宇宙へと飛び立って生中継が始まった時の秋山氏の第一声は「これ、本番ですか?」だったそうです。

元々は第一声を「宇宙は混沌としています」にしようと考えていたそうですが、実際に宇宙へ飛び立っても宇宙は混沌としていなかったと著書には記されています。

宇宙の雑学

今回は「日本人宇宙飛行記念日」にちなんで「宇宙はどんな臭いがする?」「ブラックホールって結局は何?」など宇宙にまつわる面白い雑学を紹介します。