2月15日の「今日は何の日?」は「西行忌」です。
また「西行忌」にちなんで「西行法師は人造人間を造った伝説がある」「一休さんの驚きの素顔」など坊主にまつわる面白い雑学を紹介します。
2月15日は西行忌
今回は「西行忌」について解説していきます!
西行は現在の歴史の教科書で習っているかはわかりませんが、最初は武士でしたが出家後に僧侶・歌人として活躍をしたことで有名な人物ですよね。
23歳という若さで出家したとされていて、その頃は「円位」と名乗っていたそうです。
西行が実際に亡くなった日は旧暦の2月16日だとされていますが、「願はくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月の頃」の歌より、2月15日が忌日とされました。
2月15日は「釈迦入滅」と呼ばれる日であり、この前後の日付に亡くなる事は仏教徒として修業を重ねる人にとっては憧れだったそうです。
西行が23歳という若さで出家したのは、親しい友人が亡くなってしまったことが理由だったという説が定説です。
しかし、実は他にも失恋をしたことがきっかけとなって出家をしたという説も残っています。
歌人としての才能も素晴らしく、新古今和歌集を作成する際に大きな影響を与えたとされています。
坊主の雑学
今回は「西行忌」にちなんで「西行法師は人造人間を造った伝説がある」「一休さんの驚きの素顔」など坊主にまつわる面白い雑学を紹介します。
西行法師は人造人間を造った伝説がある
西行が出家して僧侶となった理由は親友を亡くしてしまったことだとされていることは解説しましたよね。
実は西行はこの親友を復活させようとして、人造人間を作ったという伝説が残っているのです。
西行は親友を復活させるために、死者の骨を集めて人間を再び作り出す鬼の反魂の秘術を学びました。
その鬼の反魂の秘術によって人造人間として親友を復活させましたが、魂は入っておらず、抜け殻のような人間が出来あがったとされています。
そして、その見た目は肌の色艶が非常に悪く、符抜けた笛のような声で喋る化け物のようなものとなりました。
西行は人造人間として復活させた親友の事が怖くなってしまって山奥へと捨ててしまい、二度と人造人間を作ろうとはしなかったとされています。
一休さんの驚きの素顔
西行とは時代が違いますが、坊主として有名な一休さんにまつわる雑学です。
一休さんといえばアニメのイメージが強く、子供から大人にまで愛されるキャラクターとなっていますよね。
一休さんが少年のころはアニメのイメージ通りの真面目な少年だったのですが、大人になると一休さんは数々のハチャメチャな行動を起こします。
なんと一休さんは坊主の身であるのにも関わらず、男色はおろか女遊びをし、さらには酒を飲んで肉を食べるという坊主として禁忌を破りまくります。
外を出歩く時には朱鞘の大太刀を持ち歩き、正月には杖の頭の部分に骸骨をつけて「ご用心!ご用心!」と叫びながら練り歩いたという逸話も残っています。
そんな酒池肉林の好き放題をしていた一休さんですが、ストレスなく坊主ライフを満喫したためか、当時の寿命をはるかにしのぐ88歳まで長生きしたそうです。
以上が坊主の雑学でした、いかがでしたか?
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