昔はお菓子ではなかった
現在ではお菓子として有名なビスケットですが、実は元々はお菓子として作られていたわけではありませんでした。
ビスケットの製法にもある通り、ビスケットは「2度焼いたぱん」であり、古代のヨーロッパではパンを乾かした後、もう一度焼いたものを長い航海や遠征などに持っていっていました。
つまりはパンを長持ちさせる事を目的として誕生した保存食がビスケットなんですね!
日本にパン・ビスコイト製法書が伝わった頃も、ペリーが黒船で来航するなど外国からの驚異が日本を脅かしていました。
いつ戦争が始まるかもわからない状態だったため、戦争用の保存食としてビスケットが注目されたのです。
戦国時代からの携帯の保存食としてはご飯を乾かして作った干し飯が定番でしたが、その後は戦争用の保存食として活躍していくのでした。
そして1873(明治6)年になると、陸軍の軍用食としてとして正式に採用されることとなりました。
現在では災害時の非常食として乾パンなどがありますが、これもビスケットの1つであり、お菓子以外の用途でも現代に受け継がれています。
以上がビスケットの雑学でした、いかがでしたか?
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