3月7日の「今日は何の日?」は「消防記念日」です。
また「消防記念日」にちなんで「消防車の色が赤いのはなぜ?」「消防・救急が119番の理由」など消防にまつわる面白い雑学を紹介します。
3月7日は消防記念日
今回は「消防記念日」について解説していきます!
なぜ3月7日が「消防記念日」なのかというと、1948(昭和23)年3月7日に「消防組織法」が施行されたことが由来となっています。
実は明治政府誕生以来、消防については警察の所管となっていました。
しかし「消防組織法」が出来た事によって、条例に従い市町村長が消防を管理する「自治体消防制度」という制度が誕生し、各市町村に消防本部・消防署・消防団の全部または一部を設置することが義務付けられました。
現在の消防隊という考え方はこの時に誕生したわけですね。
以上の事を記念として1950(昭和25)年に国家消防庁(現在の消防庁)によって「消防記念日」が制定されたのでした。
「消防記念日」には各地でイベントが開催されています。
消防の音楽隊によるコンサートが行われたり、消防車により放水、はしご車を使ったデモンストレーションといったイベントとなります。
あなたの街を守る消防隊ももしかするとイベントをやっているかもしれません。
この「消防記念日」に普段から命をかけて頑張っている消防隊員に感謝をこめて、イベントに参加されみてはいかがですか?
消防の雑学
今回は「消防記念日」にちなんだ「消防車の色が赤いのはなぜ?」「消防・救急が119番の理由」など消防にまつわる面白い雑学を紹介します。
消防車の色が赤いのはなぜ?
消防車は車体が赤色なのが特徴的ですよね。
逆に赤色以外の消防車を見たことがありません。
これは「道路運送車両の保安基準49条」によって緊急車の車体の色が決まっているからなんです。
なぜ消防車に「赤」という色が採用されたかについては諸説あるようです。
外国から輸入した蒸気ポンプの消防車が赤であった事から日本でも消防車に赤が採用されたという説。
また、赤色は注意をひく色であることと、炎の赤色を連想するために警戒心を起こさせる効果があるため採用されたという説が存在しています。
消防・救急が119番の理由
怪我をした時や火事が発生した時など緊急性の高い時に使われる電話のダイヤルは「119番」として常識になっていますよね。
これは適当に119番という番号が割り当てられているのではなくて、119番にした理由があるのです。
現在は全く見なくなりましたが、119番が制定されたころはまだ黒電話が周流でダイヤルを回して番号入力するのが当たり前の時代でした。
番号は「12345678890」という順番に並んでいますが、緊急を要するために一番早く回せる「1」を2回、そして最後に落ち着いてダイヤルをまわすために「9」と制定されました。
既に110番が採用されていたために2番目に遠いダイヤルである9を使って、119番というダイヤルを制定したのでした。
ちなみに怪我や病気の際に呼ぶ救急車は無料となっていますので、あまりにも体調が悪い場合などは迷わずに救急車を呼ぶようにしてください。
以上が消防の雑学でした、いかがでしたか?
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