3月20日の「今日は何の日?」は「春分の日」です。
3月20日は春分の日
今回は「春分の日」について解説していきます!
3月は雪の降る地域では雪が溶け始め、雪が降らない場所では暖かくなり始め、学生にとっては卒業式が行われるなど、季節の節目を感じる時期ですよね。
また、祝日でお休みなので社会人にとっては嬉しい日でもありますよね。
そんな「春分の日」はどんな由来があって定められたのでしょうか?
春分の日の由来
春分の日は国民の祝日の一つとして定められていて、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」という意味が込められています。
しかし、自然をたたえて生物をいつくしむのは別に3月である必要がないですよね?
実はもともとは「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」ではなく「春季皇霊祭」という祝日だったのです。
「春分の日」が制定されたのは昭和23年のことで、それ以前は歴代の天皇や皇后など霊を慰める儀式を行う日でした。
春分の日の前後の7日間はお彼岸の時期でお墓参りをする時期でもあり、この時期にあわせて歴代の天皇や皇后の霊を慰め、その日を祝日としていたのです。
国が定めた祝日の中では歴史が古く「春季皇霊祭」が制定されたのは1878年のことでした。
春分の日はどうしてずれるの?
2024年の春分の日は3月20日となりますが「春分の日」はその年によって日付が変わりますよね!
これは「祝日法」と呼ばれる法律によって春分の日が定められているからなんです。
祝日法によると「天文学上の太陽が春分点に来る日が春分の日」とされています。
この「春分点」がその年によって違うため春分の日もずれてくるんですね!