待ち針の語源は小野小町
小学校や中学校で裁縫の経験があると思いますが、裁縫用具の中には待ち針という針がありますよね。
布などがずれないように固定しておくための針なんですが、この待ち針という名前の由来は小野小町とされているのは知っていますか?
小野小町は世界の三大美女とされているように絶世の美女でした。
当然ながら小野小町に言い寄ってくる男性が多かったのですが、小野小町はそういった男性には全く興味が無く、ほとんどなびくことがなかったそうです。
そのことから小野小町は穴(膣)のない女だという噂が広まっていき、そのため穴の空いていない針の事を「小町針」と呼ぶようになったとされています。
「小町針」が語源となって時代が流れていくことによって、「待ち針」となっていったわけですね。
裁縫が得意な鳥がいる
動物の中にも様々な特技を持った動物がいますが、実は裁縫を得意としている鳥がいるって知っていましたか?
鳥が器用に裁縫をしているなんて、まるで鶴の恩返しに登場する鶴のようですが、縫い合わせるのは布ではありません。
インドや中国南部に生息しているその名も「サイホウドリ」という鳥なのですが、裁縫の技術を使って自分の巣を作るそうです。
巣を作る際は木の葉っぱを利用するのですが、2枚が隣り合っている木の葉っぱを選んでこれを奇麗に縫い合わせていきます。
針も糸も無いのにどうやって葉っぱを縫い合わせていくのかというと、くちばしとクモの糸を利用します。
歯のふちにくちばしで穴を空けて、その穴をクモの糸を使って器用に縫い合わせていくんですね。
この作業を大体5日間ほど繰り返すことにより、袋のような形をしたサイホウドリの巣が完成します。
以上が裁縫の雑学でした、いかがでしたか?
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