7月31日の「今日は何の日?」は「蓄音機の日」です。
また「蓄音機の日」にちなんで「ビクターマークの由来」「忠犬ハチ公の鳴き声のレコードが存在する」などレコードにまつわる面白い雑学を紹介します。
7月31日は蓄音機の日
今回は「蓄音機の日」について解説していきます!
なぜ7月31日が「蓄音器の日」なのかというと、1877年にエジソンが蓄音機の特許をとったことが由来となっています。
現在では音声レコーダーや録音機などという言葉が使われますが、蓄音器は音を記録する機械の事を指します。
エジソンが発明した蓄音器は「TIN FOIL(ティン・フォイル)」と呼ばれるもので、空気の振動を針に伝えることによって音を刻みこみ、再生をする時には刻まれた溝にそって震動板と呼ばれる部品を動かす仕組みとなっていました。
エジソンは天才発明家として有名ですが、蓄音器を発明した時点で年齢はまだ30歳であり、その時すでに自身の研究によって100以上の特許を取得していたそうです。
現代でいうと、ようやくサラリーマンが仕事をこなせる一人前になった頃には、もう既に様々な後世に残る発明をしていたのですから、天才といわれるのも納得がいきますよね。
7月31日には「蓄音器」にちなんで、レコード音楽が聴けるレトロなバーやカフェなどにいってみるのもいいかもしれませんね。
レコードの雑学
今回は「蓄音機の日」にちなんで「ビクターマークの由来」「忠犬ハチ公の鳴き声のレコードが存在する」などレコードにまつわる面白い雑学を紹介します。
ビクターマークの由来
日本にも古くから存在しているビクター社のロゴマークについての雑学です。
ビクター社のロゴマークは蓄音器に犬が耳を傾けているのが印象的ですよね。
実はこのロゴマークには感動的な由来が存在していたのでした。
ロゴマークの原画が描かれたのは1889年のことで、イギリスの画家であるフランシス・バラウドによって描かれたものです。
フランシスのお兄さんは犬を飼っていて、非常に優秀で賢いフォックステリアであり「ニッパー」という名前だったそうです。
しかし、ある時飼い主であるお兄さんが亡くなってしまったため、ニッパーはフランシスが育てることになりました。
そして、家にあった蓄音器にたまたまお兄さんの声が吹きこまれていて、その声をニッパーに聴かせたところ、とてもなつかしそうに飼い主であるお兄さんの声を聞き入るのでした。
その姿に心を打たれたフランシスはニッパーの姿を絵として残したのですが、それが現在のビクターのロゴマークになっているのです。
忠犬ハチ公の鳴き声のレコードが存在する
渋谷の待ち合わせスポットとして有名な忠犬ハチ公ですが、実は忠犬ハチ公の鳴き声が録音されたレコードが存在することは知っていましたか?
ハチ公の鳴き声が録音されたレコードは「純情美談 忠犬ハチ公」というタイトルで、今も「忠犬ハチ公銅像維持会」によって保管されているそうです。
そのレコードの内容はハチ公が主人が亡くなってからもう11年も主人を待ち続けていることが語られた後に、ハチ公の「ウォーン!」という鳴き声が3回繰り返されて終わるといった内容になっています。
なんだかとても切ない気持ちなる内容ですよね。
しかし、レコードはヒビ割れてしまって状態は悪く、プレーヤーで再生できる状態ではないそうです。
以上がレコードの雑学でした、いかがでしたか?
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