シンフォニー記念日の由来と面白い雑学、12月6日の今日は何の日?

12月6日の「今日は何の日?」は「シンフォニー記念日」です。
また「シンフォニー記念日」にちなんで「担当する楽器によって給料は違う?」「ティンパニに頭から突っ込む曲がある」などオーケストラにまつわる面白い雑学を紹介します。

12月6日はシンフォニー記念日

今回は「シンフォニー記念日」について解説していきます!
なぜ12月6日が「シンフォニー記念日」なのかというと、1914(大正3)年12月6日にベルリンから帰国した山田耕筰が、初の日本人の作曲による交響曲「かちどきと平和」を発表したことが由来となっています。

山田耕筰は明治時代から昭和時代にかけて活躍した日本の作曲者、指揮者であり日本語の抑揚を生かすようなメロディーの楽曲を数多く世に生みだしています。
当時の日本ではまだ西洋音楽などはあまり根付いていなかったものの、管弦楽団を作るなどしてその普及に努めていました。

日本国内での音楽活動にのみならず、ニューヨークのカーネギー・ホールで自身が作曲を手がけた管弦楽曲を演奏したり、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やレニングラード・フィルハーモニー交響楽団等の指揮を担当するなど、国際的にも活動の幅を広げていました。
西洋の音楽家は欧米では知られていたものの、日本人音楽家を知る人はほとんどいなかったため、世界で活動する日本人音楽家の先駆け的な存在となりました。

また、作曲のジャンルの幅もとても広く、交響曲意外にも歌曲や童謡、オペラ、英が音楽、ピアノ曲、合唱曲、軍歌、校歌など様々なジャンルでその才能を発揮したのでした。

オーケストラの雑学

今回は「シンフォニー記念日」にちなんで「担当する楽器によって給料は違う?」「ティンパニに頭から突っ込む曲がある」などオーケストラにまつわる面白い雑学を紹介します。