1月6日の「今日は何の日?」は「大発会」です。
また「大発会」にちなんで「歴史上で最も高額な紙幣」「使えなくなった1万円札はどうなる?」などお金にまつわる面白い雑学を紹介します。
1月6日は大発会
今回は「大発会」について解説していきます!
「大発会」については証券取引所での新年初めての立ち会いの日になっています。
過去には午前中(前場)だけで取引を終了している時期がありましたが、2010年以降は終日取引となっています。
また、昔は1月6日固定で「大発会」となっている時期もありましたが、証券業界の業績不振から少しでも営業日数を増やすために大納会が12月28日から30日へ、大発会が1月6日から4日へ変更されることになりました。
1月4日が土日祝日だった場合には、休み明けの平日に大発会が行われます。
この日には若い女性が艶やかな晴れ着姿で参加することが恒例となっています。
大納会付近には株価が下落する傾向がありますが、大発会の日に行われる取引では株価は上昇する傾向があるそうです。
過去20年で見ると日経平均株価が下落したのは2016年を含めて8回あるそうですが、これは新年最初のご祝儀相場と言われていて、大納会で手仕舞いした人の反動買いが原因だとされています。
大納会や大発会については普段から投資などをしていない人や、または経営者ではない人にとってはあまり耳馴染みのない日ですよね。
しかし、投資家などにとってはこの時期も休みというわけではなく、常に取引の動向を確認しているのです。
お金の雑学
今回は「大発会」にちなんで「歴史上で最も高額な紙幣」「使えなくなった1万円札はどうなる?」などお金にまつわる面白い雑学を紹介します。
歴史上で最も高額な紙幣
歴史上に存在する紙幣の中でも最も高額な紙幣はいくらぐらいだったと思いますか?
現在では既に使用されていない通貨にはなりますが、昔のハンガリーでは「ペンゲー」という通貨が使用されていました。
この「ペンゲー」という通貨で歴史上最も高額な紙幣が誕生したのですが、1946年に造幣された紙幣に「10垓」ペンゲーというものが存在しています。
そもそも「兆」という単位ぐらいまでは耳馴染みがありますが、「垓」という単位はあまり聞いた事がないですよね。
「垓」とは10の21乗であり、数時にすると「1000000000000000000000」となります。
なぜこんな高額な紙幣が作られたのかというと、第二次世界大戦終結後のハンガリーでは物価が異常に上がってしまう「ハイパーインレフーション」が起きていたため、このような紙幣を作らざるをえなかったのです。
使えなくなった一万円札はどうなる?
実はお金にも寿命があって、寿命を迎えたお金は処分されているという事を知っていましたか?
硬貨などは丈夫に作られているため何十年も使うことが出来ますが、紙幣に関しては紙で出来ていることから数年で寿命を迎えてしまいます。
千円札や五千円札については使用頻度が高い事から1~2年で寿命を迎えてしまうそうで、逆に使用頻度の低い一万円札については4~5年で寿命を迎えるそうです。
実は寿命を迎えてしまった一万円札は日本銀行の地下施設で廃棄処分されているのです。
処分をする際には一万円札の真ん中に大きな穴を三つあけて使えないようにし、その後はパルパーと呼ばれる装置の中で液体になるまでドロドロに溶かされ、その後に残ったカスが回収されます。
その余ったカスについては再生紙として再利用されるのですが、品質がとても悪い事から段ボールや卵ケースに敷く紙ぐらいにしか使い道がないそうです。
以上がお金の雑学でした、いかがでしたか?
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