3月15日の「今日は何の日?」は「オリーブの日」です。
また「オリーブの日」にちなんで「日本のオリーブ栽培の歴史」「食べる以外にも使われていたオリーブオイル」などオリーブにまつわる面白い雑学を紹介します。
3月15日はオリーブの日
今回は「オリーブの日」について解説していきます!
なぜ3月15日が「オリーブの日」なのかというと、1950(昭和25)年3月15日に昭和天皇が小豆島を訪れた際に、オリーブの種を蒔かれたことが由来となっています。
香川県の小豆島のオリーブを守る会によって1972年に制定されました。
「多くの人にオリーブを知って頂きたい」という願いから制定されたそうです。
オリーブオイルなどのオリーブ製品が注目され始めたのは平成になってからだと思いますので、こんなに昔からオリーブを広く知ってもらう活動が行われていたとは意外ですよね。
最近では数千円の少し高級なオリーブオイルがスーパーに並ぶようになりました。
日本ではオリーブはそこまで馴染み深い食べ物ではありませんが、オリーブは古代ヨーロッパから人間の生活に密接に関係がありました。
紀元前3000年頃には既に風車を使ってオリーブのオイルを絞っていたという記述が残されています。
普段はオリーブと使った料理ってあまり食べませんが、「オリーブの日」にちなんで3月15日がオリーブを使った料理を食べてみてはいかがでしょうか?
オリーブの雑学
今回は「オリーブの日」にちなんだ「日本のオリーブ栽培の歴史」「食べる以外にも使われていたオリーブオイル」などオリーブにまつわる面白い雑学を紹介します。
日本のオリーブ栽培の歴史
日本にオリーブオイルが最初に伝わったのは、安土桃山時代に日本に訪れたポルトガルの宣教師によるものだとされています。
また、江戸時代に入ってからという説もあり、いつごろから日本にオリーブオイルがあったのかは真偽が不明となっています。
明治時代以降になると日本でもオリーブを栽培しようとしましたがどうしてもうまくいきませんでした。
日本国内の色々な場所で栽培がおこなわれようやく成功したのが小豆島だったのです。
最初にオリーブの栽培に成功したのは明治41(1908)年のことだったそうです。
オリーブ栽培の本場である地中海沿岸の気候と良く似ている小豆島はオリーブ栽培には適しているため、現在でも日本のオリーブ栽培の中心となっています。
食べる以外にも使われていたオリーブオイル
古代ヨーロッパではオリーブオイルは様々な使われ方をしていたようです。
筋肉痛が起こった時にはオリーブオイルを塗ってマッサージすると筋肉がほぐれやすくなり、耳垢がつまっている時にはコットンにオリーブオイルをしみ込ませて耳垢を掃除することにより、耳垢がとれやすくなるとされていました。
また、オリーブオイルは油であることから保湿作用が高く、皮膚を乾燥から守る効果があり、ハゲ予防にも効果があるとされて頭に塗りつけていたそうです。
美容クリームのベースや石鹸の原料としても使うことができるようで汎用性が高く、古代からいかにオリーブオイルが重宝されてきたのかがわかります。
以上がオリーブの雑学でした、いかがでしたか?
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