ひな祭りにちらし寿司を食べる理由
ひな祭りにはちらし寿司を食べるのが定番になっていますよね。
しかし、なぜひな祭りにちらし寿司を食べる風習があるのかは意外と知られていません。
この風習については平安時代の頃から存在しているとされています。
当時のひな祭りは宮廷などで行われているものであって、決して庶民的なものではありませんでした。
そして、その当時のひな祭りでは現在のちらし寿司ではなく、「なれ寿司」とよばれる魚を塩と米で乳酸発行させたものを食べていました。
平安時代のころは主にアユやフナ、アワビといった魚以外にも、イノシシやシカなどの肉もなれ寿司の具として使われていたそうです。
その後、時代の流れとともに色鮮やかで豪華に見える食材が使われるようになっていき、やがてなれ寿司を食べる文化からちらし寿司を食べる文化へと移行していきました。
ひな祭りが庶民的になったのも江戸時代のことだったので、その頃にはちらし寿司も誕生していたため、なれ寿司ではなくすっかりとちらし寿司が食べられるようになりました。
ちらし寿司と五目寿司の違い
ちらし寿司によく似ている食べ物として、五目寿司という食べ物がありますよね。
どちらも「寿司」のついた食べ物ですがその違いって知っていますか?
ちらし寿司に主に使われる具材は、キヌサヤ、レンコン、玉子焼きなどであり、場合によっては海鮮なども使用されます。
これらの具材を酢飯の上に見栄えよく散らしてあげるのがちらし寿司となります。
五目寿司は基本的には具材はちらし寿司と似ているのですが、色々な具材を五目寿司の場合は酢飯の上に散らすのではなく酢飯に混ぜ込みます。
つまり、ちらし寿司と五目寿司の違いは、使用する具材を酢飯の上に散らすか、酢飯の中に混ぜ込むかというところにあります。
以上がちらし寿司の雑学でした、いかがでしたか?
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