貿易記念日の由来と面白い雑学、6月28日の今日は何の日?

イギリス人の紅茶好きは貿易の影響

イギリス人といえばオシャレなカフェで紅茶を楽しんでいるような紅茶好きのイメージがありませんか?
実は今では紅茶がイギリスの代表的な飲み物として定着しているものの、昔はコーヒーが人気だったのです。

17世紀のロンドンではコーヒーハウスがとても流行していたそうで、毎日足しげくかよってコーヒーを楽しむ客や、情報交換や色々な人が交流できる場として賑わいを見せていました。
しかし18世前半になると、オランダがジャワでコーヒーの栽培に成功した結果、ヨーロッパのコーヒー貿易を独占しました。

イギリスはコーヒーの輸入を取りやめて紅茶を中心とした貿易を始めたため、国内ではコーヒーはとても貴重なものとなり、価格も高騰して飲めなくなりました。
その結果として、コーヒーハウスで紅茶が振舞われるようになり、やがて紅茶の貿易で成功を収めたイギリスは紅茶好きの国となっていったのでした。

日本はお金を輸入していた時代がある

今でこそお店で買い物をするためにはお金が必要となっていますが、そのお金を海外から輸入していた時代があったって知っていましたか?
平安時代後期の中国がまだ宋だった時期の話となりますが、日本は宋と盛んに貿易を行っていました。

そして、その貿易の中で取引される品物の中には宋で使われているお金である「宋銭」も含まれていました。
宋で使われる通貨だったため、日本国内では使うことが出来ないのですが、銅で作られていたことから、仏具などの材料として使用されていました。

また、宋銭は当時のアジア諸国では広く使われていた通貨だったため、他の国と貿易する際にも宋銭が利用されていたそうです。
そのころの日本では和同開珎という通貨が存在していたものの、まだまだ物々交換が主流の時代だったため、宋銭が輸入されるようになってからは通貨による買い物の概念が一気に普及することとなったそうです。

以上が貿易の雑学でした、いかがでしたか?

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