ソフトクリームとアイスクリームの違い
ソフトクリームとアイスクリームの明確な違いを説明できますか?
どちらも冷たいデザートですが、作り方が違うんです。
ソフトクリームについては、カチカチになって完全に凍ってしまうことを避けるためにマイナス5度から7度の間ぐらいで保管をするそうです。
また、保管をしている間も固まる事を防ぐために、保管する装置の中でぐるぐるとかき混ぜて攪拌しています。
かき混ぜる事によって空気が取り込まれた結果、あの柔らかな食感になるというわけですね。
アイスクリームについては完全に凍らせるために、ソフトクリームに比べて低めの温度設定で保存します。
アイスクリームがシャリシャリしている事があるかもしれませんが、あれは水分が分離して凍ってしまった事による食感なんですね。
牛乳本来の味が引き立つのは断然ソフトクリームなので、牛乳本来の味を楽しみたいのであればソフトクリームをオススメします。
ソフトクリームを広めたのは力道山
ソフトクリームが初めて日本で食べられたのは1951年7月3日のことでしたが、ソフトクリームが大衆のものとなったのはもっと時間が経ってからでした。
実はソフトクリームを日本で流行らせたのはあの有名なプロレスラーである力道山のおかげだったとされているんです。
当時のプロレス人気は凄まじいもので、そこに目をつけたとあるそば屋が集客目的で店内にテレビを設置しました。
狙い通りにプロレス見たさにそば屋にお客が集まったのですが、プロレスの放送時間が20時~21時だったため、ほとんどのお客は夕食後でありそばが売れなかったのです。
そこで、食後のデザートであるソフトクリームであれば売れるのではないかと販売を始めてみると、これが爆発的に売れたそうです。
ソフトクリームは決して知名度の高いデザートではありませんでしたが、力道山のプロレス見たさにお客によって人気となり、徐々にプロレスファンの間に浸透していき、やがて全国的に広がっていくこととなりました。
以上がソフトクリームの雑学でした、いかがでしたか?
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