嗅覚の優れた動物が悪臭で失神しない理由
人間に比べれば嗅覚が優れた動物はこの世にたくさん存在しています。
犬などはその代表的な例ですが、人間よりも嗅覚が100万~1億倍も鋭いと言われていますよね。
人間は悪臭を嗅ぐと不快な気分になりますし、長時間かぎ続けると体調不良を起こしてしまいますが、なぜ嗅覚の優れた犬は悪臭を嗅いでも失神しないのでしょうか。
これは「嗅覚が優れている=臭いにより敏感になる」ではなく「嗅覚が優れている=細かい臭いをかぎ分けられる」ということなんです。
人間にも「味覚」がありますが、味覚が優れている人は味を濃く感じているのではなく、使われている食材や調味料などの細かい情報を舌で感じているのです。
これと同じで犬もマーキングの尿の臭いの情報から、どのような犬がマーキングしたのかなどを細かくかぎ分けて判断しているのです。
匂いと臭いと香りの違いは?
嗅覚を刺激された時に使われる言葉は「匂い」「臭い」「香り」など様々なものがありますよね。
特に「匂い」や「臭い」といった言葉は文章で使う時には相手を傷つけてしまう場合もあるため注意が必要です。
まずは「臭い」についてですが、単純に読み方を変えれば「くさい」とも読めることから、不快なものに対して使われる言葉となります。
また「匂い」に関しては「くさいもの」から漂ってきたものも含めて、嗅覚を刺激するもの全般に使われる言葉です。
そして最後に「香り」についてですが、いい匂いのするものに対して使われる言葉です。
おいしそうな料理に対して、こおばしい香りが漂ってくるなどといった表現を使いますよね。
以上が匂いの雑学でした、いかがでしたか?
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