回転寿司を考えたのは大阪府民
今や庶民の味として完全に定着している「回転寿司」ですが、大阪府民によって考案されたものだって知っていましたか?
回転寿司は大阪の白石義明氏によって発明されたものだとされています。
白石さんは元々は東大阪市で「元禄」という和食屋を営んでいて寿司屋というわけではありませんでした。
ある日、たまたま人手不足であるというビール工場を見学したところ、ベルトコンベアーに乗って自動で流れてくるビール瓶を発見し、これをヒントにして自分の店に導入しようと考えました。
さっそく白石さんはベルトコンベアーを和食屋に導入して、料理を厨房から客席へと流しました。
その後、和食屋「元禄」の支店をオープンさせたのですが、この時に支店のメニューを寿司だけにしてベルトコンベアーに流し、これをお客さんにとってもらうという方式をとりました。
これが現在でいうところの回転寿司の第一号となったのでした。
料理をベルトコンベアーに乗せて自動で運ぶなんて、なんとも大阪府民らしいユニークな発想ですよね。
大阪のお笑いはなぜ花月?
大阪でお笑いをやる劇場の名前といえば「○○花月」というように、「花月」という言葉がついてきますよね。
なぜ大阪のお笑いでは「花月」と使われているのかが不思議なので調べてみました。
どうやら大阪のお笑いに「花月」という言葉が使われる由来は二つの説があるようです。
ひとつめは吉本夫婦が法善寺でおみくじを引いたところ、「吉」という結果となりその下に「花は散っても季節がくれば花が咲く、月は欠けてもまた満ちる。浮き沈みに惑わされなければ成功する」という文言が書いてあったため、これが由来となって最初に開いた劇場を「南地花月」としたという説です。
二つ目の説は、落語家の桂太郎が名付けたとされていて、占いに凝っていたそうで占ってみたところ「花と咲くか、月と陰るか、すべてを賭けて」という易から「花月」が生まれたという説です。
どちらが本当の説なのかは現在もはっきりしていないそうです。
以上が大阪の雑学でした、いかがでしたか?
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