道の日の由来と面白い雑学、8月10日の今日は何の日?

8月10日の「今日は何の日?」は「道の日」です。
また「道の日」にちなんで「車の通れない階段国道がある」「海の上にも国道がある」など道路にまつわる面白い雑学を紹介します。

8月10日は道の日

今回は「道の日」について解説していきます!
なぜ8月10日が「道の日」なのかというと、1920(大正9)年8月10日に日本初の近代的な道路整備計画が決定したことが由来となっています。

「道の日」については建設省(現在の国土交通省)道路局によって1986(昭和61)年に制定された記念日となります。
実は8月という月に関しても「道路を守る月間」とされているため、このことも由来となって8月10日という日付が「道の日」となったようです。

この「道路整備計画」については「第一次道路改良計画」とも呼ばれていましたが、なかなか順調には進みませんでした。
なぜならその3年後には関東大震災が発生してしまい、「第一次道路改良計画」は頓挫せざるをえませんでした。

その後、1934(昭和9)年に改めて「第二次道路改良計画」がスタートするのですが、その当時の日本が不況であったことと日本が戦時体制へと移行していったことから、またしても順調に計画が進められずに頓挫することとなりました。
それからも戦争などの影響によってなかなか近代的な道路の整備は進まずに、結局は道路の整備が本格的に行われるようになったのは終戦後のことだったそうです。

道路の雑学

今回は「道の日」にちなんで「車の通れない階段国道がある」「海の上にも国道がある」など道路にまつわる面白い雑学を紹介します。