富士山測候所記念日の由来と面白い雑学、8月30日の今日は何の日?

8月30日の「今日は何の日?」は「富士山測候所記念日」です。
また「富士山測候所記念日」にちなんで「米軍には富士山を赤く染め上げる作戦があった」「富士山で炊くご飯は不味い」など富士山にまつわる面白い雑学を紹介します。

8月30日は富士山測候所記念日

今回は「富士山測候所記念日」について解説していきます!
なぜ8月30日が「富士山測候所記念日」なのかというと、1895年8月30日に富士山頂に野中測候所が開設したことが由来となっています。

これは大日本気象学会の野中至が私財を投じて建設したものであり、現在の気象庁富士山測候所の前身となりました。
野中至が日本の気象学が発展していくためには、富士山の山頂で通年観測することが必要だと考えていました。

当時の技術では富士山のような高所で気象観測を通年で行うことはとても難しいことだったそうです。
そのため、通年観測についてどれだけ訴えても、そんなことは出来るはずもないと誰も手を貸さなかったのです。

野中至が私財を投げ打ってまで野中測候所を開設したのは、実際に自分が実行して、そうした周囲の目を変えるしかないと考えたからなんですね。
結果として野中至が努力を積み重ねた結果、日本の気象学は大いに発展することとなったのでした。

富士山の雑学

今回は「富士山測候所記念日」にちなんで「米軍には富士山を赤く染め上げる作戦があった」「富士山で炊くご飯は不味い」など富士山にまつわる面白い雑学を紹介します。