グミは子供の予防歯科として誕生した
グミといえばお菓子として認識されているかもしれませんが、元々は子供の予防歯科として誕生したものなんです。
グミが誕生したのは1920年のことであり、あの不味いことで有名なタイヤグミを販売しているハリボー社が開発したものなのです。
最初に誕生したグミは果汁をゼラチンで固めたあとにコーンスターチをまぶしたものでした。
当時のドイツでは柔らかい食べ物が増えていたことによって、子供の噛む力が弱くなり歯の病気になる子供が多かったそうです。
そこで予防歯科とした考えられたのがグミであり、弾力のある硬いお菓子を作ることによって、子供の噛む力を強くしようとしたんですね。
糖分が含まれていることからかえって虫歯になってしまいそうな気はしますが、噛む力を鍛えるのにはうってつけのお菓子と言えるでしょう。
お菓子のグミと植物のグミは無関係
日本にも「グミの木」が生えていて、そこには「グミの実」がなっていますよね。
その名前からグミはグミの実から作られていると思われがちですが、お菓子のグミと植物のグミは無関係だったって知っていましたか?
どちらもカタカナ表記でなので誤解されがちですが、植物のグミは漢字にすると「茱萸(ぐみ)」と書きます。
グミの実も完熟のものであれば食べられますが、決してお菓子のグミの材料として使われるわけではありません。
それに対してお菓子のグミの語源はドイツ語で「ゴム」を意味する「Gummi」からきており、外来語となっています。
このように、それぞれの語源や由来を調べてみると、お菓子と植物のグミは発音が同じだけで実際には全く別物だということがわかりますね。
以上がグミの雑学でした、いかがでしたか?
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