干し柿を作る時に渋柿を使う理由
柿をそのまま食べるのももちろんそのまま美味しいのですが、干し柿も独特の甘みがぎゅっと詰まっている感じがしてとても美味しいですよね。
そんな干し柿を作るときに使用する柿のほとんどが「渋柿」を使用しているって知っていましたか?
「渋柿」というぐらいですからその味はかなり渋く、渋柿を使うぐらいなら最初から甘くて美味しい柿を使って干し柿を作った方が良い気がしますよね。
しかし、実は普通の柿に比べて渋柿の方が糖分を多く含んでいるのです。
あの渋みによって甘みがかき消されているだけであって、実際にどれだけ美味しい甘い柿を使って干し柿を作っても、渋柿を使った時ほど甘い干し柿は作れないそうなんです。
また、実は干し柿を作るためにあえて生産された渋柿は、乾燥しやすくなるように小ぶりな形へと品種改良されているのでした。
柿の種はたまたま出来たお菓子
お酒のおつまみとして日本人に広く愛されている「柿の種」ですが、実は狙って開発された商品ではなく偶然に出来あがったお菓子なんです。
柿の種の原型となるお菓子については、手作業で薄くした餅を重ねて小判型の金属筒で切りぬいて作られていました。
しかし、製造過程で誤って小判型の金属筒を踏んで変形させてしまいました。
直すことが出来なかったためそのままの状態で使用したところ、歪んだ形のあられが出来あがってしまいました。
そしてその歪んだ状態のあられを売っていたところ、小判型ではなく柿の種の形に似ていると言われたことから「柿の種」と命名されたのでした。
ちなみに「柿の種」が誕生したのは大正13年のことで今から100年前から愛されているんですね。
以上が柿の雑学でした、いかがでしたか?
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