速記記念日の由来と面白い雑学、10月28日の今日は何の日?

10月28日の「今日は何の日?」は「速記記念日」です。
また「速記記念日」にちなんで「大学ノートの大学ってどこのこと?」「鉛筆やボールペンの寿命の長さ」など文房具にまつわる面白い雑学を紹介します。

10月28日は速記記念日

今回は「速記記念日」について解説していきます!
なぜ10月28日が「速記記念日」なのかというと、1882(明治15)年10月28日に田鎖綱紀が東京・日本橋で初の速記講習会を開催したことが由来となっています。

田鎖綱紀という人物はその年の9月19日に「時事新報」紙上で発表された自ら考案した速記法が評価されたことから「電筆将軍」と呼ばれていました。
そして1888(明治22)年に講習会の7周年記念会を開いた時にこの日を「速記記念日」として制定しました。

現在は日本速記協会が中心となり、ひろく国民に速記に関する関心を啓発するイベントなどが開催されています。
皆さんはそもそも「速記」というものが何なのかを知っていますか?

速記は単純に聞いた言葉を素早くメモするだけでなく、素早くメモを取るために簡単な符号や体系を用いたり、または自己流の方法で素早く話された内容をまとめる方法全般を指すものなんですね。
実はひらがなやカタカナについては速記をするために生まれたものもあります。

例えば「あ」という文字についてですが、元々は「安」という字だったものを素早く書きとめるために「安→あ」と変化して誕生しました。
カタカナの「ア」についても元々は「阿」だったものが、素早く書くために「阿→ア」というように変化して誕生した文字となります。

文房具の雑学

今回は「速記記念日」にちなんで「大学ノートの大学ってどこのこと?」「鉛筆やボールペンの寿命の長さ」など文房具にまつわる面白い雑学を紹介します。