高校野球でハンカチを使うのはルール違反
かつてそのルックスと圧巻の投球内容から高校野球を盛り上げたのはハンカチ王子こと斎藤祐樹ですよね。
甲子園決勝での田中将大の投げ合いは伝説として今も語り継がれています。
そもそもなぜ斎藤祐樹がハンカチ王子と呼ばれていたのかというと、マウンド上で汗をぬぐう際に上品にハンカチを使っていたからなんですよね。
しかし、実は野球規則ではマウンド上でハンカチを使うことはルール違反になっているのです。
野球規則では「投手が如何なる異物でも、身体につけたり、所持すること」という事は禁じられているので、ハンカチも例外ではなく禁止されているのです。
当時はハンカチ王子フィーバーが起きていたため、高野連も禁止出来なかったことが背景にありますし、途中で注意があったのか、斎藤祐樹も選手権大会以降は一度もマウンド上でハンカチを使っていません。
レスリングはハンカチが必需品
レスリングに詳しくない人は知らないかもしれませんが、実はレスリングというスポーツにはハンカチが欠かせないという事は知っていましたか?
レスリング選手は試合前に必ず審判に見せなければならないものがあり、それは「ハンカチ」なんですね。
レスリングではなんとハンカチの所持がルールで規定されているのです。
大きさや形状などの細かい規定はありませんが、必ず「白いハンカチ」を胸に入れておかなければならないのです。
なぜ白いハンカチをレスリング選手が所持していなければならないのかというと、レスリングは試合中に肌を露出しているからなんです。
レスリングは相手と組み合って投げ技をかけたり、寝技をかけなければならないのですが、汗をかいているとヌルヌルしてうまく組みあえなかったり、怪我をしてしまった場合も素早く止血できるようにハンカチを所持しているのです。
しかも、白いハンカチを所持していなかった場合はルール違反で失格となってしまうため、レスリング選手とハンカチは切っても切れない関係なんですね。
以上がハンカチの雑学でした、いかがでしたか?
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