万里の長城は朝鮮半島まで伸びていた
万里の長城といえば世界遺産に登録されていて、中国では一番有名な観光名所といっても過言ではないですよね。
そんな万里の長城については、秦の始皇帝によって作られたものだと思われていますが、現在の万里の長城については中国が明の時代に作られたものなのです。
秦の始皇帝によっても万里の長城は築かれていたのですが、当時の万里の長城と現在の万里の長城では場所も違っていて、昔の万里の長城については朝鮮半島まで伸びていたそうです。
元々は戦国七雄の国境間にお互いの国の防衛を行うために作られていたものでしたが、始皇帝が中華統一を成し遂げた後には中国の国内にある長城を全て取り壊し、北に作られた長城を繋げて大長城としたのです。
これが最初に作られた万里の長城であり、当時の万里の長城は土で出来ていて、馬や人が乗り越えられないぐらいの低い壁だったそうです。
そして、現在の万里の長城よりもかなり北に位置していて、東の端は朝鮮半島まで伸びていたのです。
自由の女神は昔は茶色だった
ニューヨークの観光スポットとして有名なものといえば自由の女神ですよね。
自由の女神を実際に見た事がない人でも、自由の女神が独特な青緑色をしているのを知っているかと思いますが、そもそも自由の女神は昔は青緑色ではなく茶色だったのです。
自由の女神はアメリカ合衆国が独立してから100年を記念してフランスから寄贈されたものとなります。
建設当初は女神像の外装部分には銅版といった素材が使用されていました。
この銅版が茶色だったのですが、年月の経過とともにだんだんとサビてきてしまい、今の青緑色となっていったのです。
現在では青緑色しか見られなくなってしまいましたが、茶色の自由の女神も一度は見てみたいですよね。
以上が世界遺産の雑学でした、いかがでしたか?
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