録音文化の日の由来と面白い雑学、11月16日の今日は何の日?

11月16日の「今日は何の日?」は「録音文化の日」です。
また「録音文化の日」にちなんで「録音した自分の声が違う声に聞こえる理由」「CDの録音時間が74分42秒の理由」など録音にまつわる面白い雑学を紹介します。

11月16日は録音文化の日

今回は「録音文化の日」について解説していきます!
なぜ11月16日が「録音文化の日」なのかというと、1878(明治11)年11月16日に蓄音機を使って日本初の録音・再生の実験が行われたことが由来となっています。

蓄音器による録音・再生の実験を行ったのはジェームズ・ユーイングという人物であり、日本へは東京大学にお雇い外国人教師として招聘されて来ていました。
「録音文化の日」については日本記録メディア工業会によって制定された記念日となります。

蓄音器のような録音装置についてはエジソンによって発明されたものとされていますが、実は1857年にフランス人のエドゥアール=レオン・スコット・ド・マルタンヴィルによって開発されていました。
フォノトグラフという装置でしたが、音を記憶する装置では世界最古のものとなっています。

しかし、フォノトグラフは波形として音を記憶することは出来たものの再生する手段が無かったそうで、後にエジソンなどによって改良や発明が続けられた結果、再生も可能となったのです。
再生から録音まで可能にして実用化まで出来るようにしたのがエジソンだったというわけですね。

ちなみに、歴史上初のレコーディングはエジソンの依頼によってブラームスが演奏した「ハンガリー舞曲第一番」と「ポルカ・マズルカ」だったそうです。

録音の雑学

今回は「録音文化の日」にちなんで「録音した自分の声が違う声に聞こえる理由」「CDの録音時間が74分42秒の理由」など録音にまつわる面白い雑学を紹介します。