カレンダーの日の由来と面白い雑学、12月3日の今日は何の日?

12月3日の「今日は何の日?」は「カレンダーの日」です。
また「カレンダーの日」にちなんで「カレンダーが誕生したのは五千年前」「11月31日が存在しているカレンダーがある」などカレンダーにまつわる面白い雑学を紹介します。

12月3日はカレンダーの日

今回は「カレンダーの日」について解説していきます!
なぜ12月3日が「カレンダーの日」なのかというと、明治5年12月3日(旧暦)に太陽暦が採用されることによって明治6(1873)年1月1日となったことが由来となっています。

つまり、明治5年は12月2日で終わったことになり、12月3日から12月31日は存在しなかったということになりますよね。
そのことから12月2日が年越しということになるのですが、明治5年の12月2日に除夜の鐘は鳴らされたのかというと、除夜の鐘は鳴らなかったとされています。

太陽暦が採用された理由

そもそもなぜ今まで使われていた旧暦ではなく太陽暦が採用されることになったのかでしょうか。
その理由は日本が明治時代になってからは外交が盛んになったことが影響していて、諸外国と足並みをそろえるために太陽暦を採用したのだと考えられています。

また、日本も文明国家の仲間入りを果たした事を世界的にアピールすることも狙いの一つとなっていました。
しかし、いきなり太陽暦が採用されても庶民の生活になかなか根付くことは無かったそうで、しばらくは旧暦に依存することが多かったそうです。

太陽暦が完全に定着したのは戦後はのことであり、1947年に行われた調査によると、その時点で太陽暦と旧暦を併用して使っている人は44%もいました。
ちなみに「カレンダーの日」については全国団扇扇子カレンダー協議会によって1987(昭和62)年に制定されました。

カレンダーの雑学

今回は「カレンダーの日」にちなんで「カレンダーが誕生したのは五千年前」「11月31日が存在しているカレンダーがある」などカレンダーにまつわる面白い雑学を紹介します。