日本人初飛行の日の由来と面白い雑学、12月19日の今日は何の日?

12月19日の「今日は何の日?」は「日本人初飛行の日」です。
また「日本人初飛行の日」にちなんで「機長と副操縦士は違うものを食べる」「実はエコノミークラスの方が安全」など飛行機にまつわる面白い雑学を紹介します。

12月19日は日本人初飛行の日

今回は「日本人初飛行の日」について解説していきます!
なぜ12月19日が「日本人初飛行の日」なのかというと、1910(明治43)年12月19日に東京・代々木錬兵場(現在の代々木公園)で徳川好敏工兵大尉が日本初飛行をさせたことが由来となっています。

その時の飛行時間は4分であり、最高高度は70m、飛行距離は3000mだったそうです。
しかし、実際には5日前の12月14日に飛行には成功していたそうですが、公式の飛行実施予定日ではなかったことから「滑走の余勢で誤って離陸」と報告されていました。

「徳川好敏」という名前で気づいたかもしれませんが、徳川好敏は徳川御三卿の一つである清水徳川家の人間でした。
しかし、当時の清水徳川家は徳川家の血筋でありながらその権威は没落状態にあったそうです。

先代である徳川篤守は経済的に困窮をしていたことから爵位を返上し、その後は禁固刑を下されるなど不名誉な状態となっていたのです。
そのため「日本初飛行」という名誉は清水徳川家にとっては徳川御三家の一家としての名誉回復の機会としては、またとないチャンスだったとされています。

また、清水徳川家があまりにも没落していたため、名誉を回復してあげたいという華族の意向から、徳川好敏に「日本初飛行」の名誉が与えられたとされています。

飛行機の雑学

今回は「日本人初飛行の日」にちなんで「機長と副操縦士は違うものを食べる」「実はエコノミークラスの方が安全」など飛行機にまつわる面白い雑学を紹介します。