毎月1日の「今日は何の日?」は「あずきの日」です。
また「あずきの日」にちなんで「大納言小豆の縁起が良いとされている理由」「あずきバーが硬すぎる理由」など小豆にまつわる面白い雑学を紹介します。
毎月1日はあずきの日
今回は「あずきの日」について解説していきます!
なぜ毎月1日が「あずきの日」なのかというと、日本には毎月1日と15日に小豆ご飯を食べる風習があったことが由来となっています。
「あずきの日」については、あずき製品を取り扱っている三重県津市の井村屋グループ株式会社によって制定された記念日となります。
あずきは日本では古来から食べられており、健康にも良いことから「毎月1日にはあずきを食べる習慣を広める」ということを目的とした日としています。
1月15日の小正月には小豆粥を食べる風習がありますが、これも毎月1日と15日にあずきを食べる風習の一つとなります。
特に小正月の小豆粥には邪気を払ってその年の一年を健康に過ごす願いを込めて食べられるものなんです。
昔から日本では米食が根付いていましたが、米だけではビタミンなどの栄養素が不足しがちなので、あずきでそれを補っていたんですね。
あずきには疲労回復や利尿作用、お通じをよくするなど健康に良い食べ物ですので、ぜひ皆さんも毎月1日にはあずきを使った料理を食べてみてくださいね。
小豆の雑学
今回は「あずきの日」にちなんで「大納言小豆の縁起が良いとされている理由」「あずきバーが硬すぎる理由」など小豆にまつわる面白い雑学を紹介します。
大納言小豆の縁起が良いとされている理由
あずきにもいろいろな種類のものがありますが、その中でも「大納言小豆」は高級なものだとされていますよね。
普通のあずきと比べてみても粒が大きくて艶があり、和菓子を作る際にも重宝されています。
古くから大納言小豆は縁起が良いものだとされていますが、その理由をご存じですか?
実は大納言小豆には煮崩れしにくく、腹が割れにくいという特徴があるのです。
昔は大納言といえば位の高い職業であり、多少の無礼な振舞いをしても切腹などをしなくても済む人物でした。
そのことが由来で「切腹をしなくても済む=腹が割れない」ことから、大粒で腹の割れないあずきが大納言小豆と名付けられたのです。
そして、大納言小豆を食べれば切腹をしなくて済むというゲン担ぎが武士などの間で流行し、大納言小豆は縁起物とされるようになったのでした。
あずきバーが硬すぎる理由
和菓子以外にもあずきはアイスにも使われていたりしますよね。
あずきを使ったアイスの中でも有名な「あずきバー」ですが、その硬さから鈍器などと呼ばれることもあります。
とある検証では鉱石であるサファイアよりも硬いという数値が出るなど、その硬さには定評があります。
なぜそこまであずきバーが硬いのかというと、安心して食べてもらえるように添加物が一切使われていないからなんです。
普通は乳化剤や安定剤といった添加物をいれて柔らかくしますが、よりお客様に安心してもらえるようにあえて添加物を使っていないんですね。
また、昔に比べて甘さを控え目にするために水分の量を増やしたことから、氷の割合が増えてより硬くなったそうです。
さらに、アイスクリームなどは空気が含まれていることから柔らかいのですが、あずきバーはほとんど空気が含まれていないことも硬さの理由の一つのようです。
以上が小豆の雑学でした、いかがでしたか?
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