くるみを漢字で胡桃と書く理由
くるみを漢字で書くと「胡桃」と書くのは漢字に詳しい人ならば知っているかと思います。
しかし、なぜくるみを漢字で書くと「胡桃」となるのかその成り立ちまで知っている人は少ないと思います。
まず胡桃の「胡」という漢字についてですが、これは実は昔の中国の北方にあった国の名前のことなんです。
くるみはこの「胡国」と呼ばれる国から日本に伝わったものだとされていることから「胡」という漢字が使われることになりました。
そして、胡国から伝わったくるみの形が桃に似ていたことから「桃」という漢字も使われるようになりました。
つまり、胡国から伝わった桃のような食材であることから「胡桃」という漢字が誕生したのでした。
くるみ割り人形を日本で見かけないワケ
ドイツの伝統工芸品といえば皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
おそらくは「くるみ割り人形」を想像される人がとても多いでしょうし、ドイツ旅行のお土産の定番でもありますよね。
しかし「くるみ割り人形」という名前であるのにも関わらず、実際にくるみ割り人形がくるみを割っているところって日本ではあまり見かけないですよね。
日本でくるみを食べる場合には、そのほとんどが金属のくるみ割り器で割って食べられています。
これは日本で食べられているくるみとヨーロッパで食べられているくるみの硬さが全然違うからであり、日本のくるみの方が圧倒的に硬いからなんです。
ヨーロッパで食べられているくるみは日本のものに比べて殻が柔らかいことからくるみ割り人形でも割れますが、日本のくるみは硬すぎてくるみ割り人形では割ることが出来ないんです。
以上がくるみの雑学でした、いかがでしたか?
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