グミは子供の歯を強くするために作られた
現在ではグミといっても様々な食感のものや、色々な味のものが販売されていますよね。
お菓子の定番といってもいいグミですが、実は元々はお菓子として作られたものではなく、歯を強くするために作られたものなんです。
グミが誕生したのは実は結構最近のことで、1920年にドイツのハンスリーゲルによって作られたのが最初だとされています。
当時のドイツでは柔らかい食べ物が多かった事から、子供の噛む力がだんだんと弱まっていき、歯に関する病気を抱える子供が増えていきました。
そこで子供たちの噛む力を強くするために開発されたのがグミであり、あえて硬いものを食べさせることによって子供の歯の病気を予防しようとしたのです。
現在では噛みやすい柔らかいグミも増えていて、歯を鍛えるという目的は忘れられてしまい、普通のお菓子となってしまったのでした。
コンソメパンチの名前の由来とは?
ポテトチップスの人気は根強く、様々な製菓会社からいろいろな味のポテトチップスが販売されていますよね。
うすしお味やのりしお味など、その名前から味が連想できるものが多いですが、コンソメパンチという味についてはとても不思議な名前ですよね。
普通にコンソメ味ではなく、なぜコンソメパンチにしたのかというと、コンソメパンチ味が開発された時の時代背景に関係があります。
実は「パンチ」という言葉が、コンソメパンチ味を発売した年である1978年の流行語だったのです。
「パンチがきいている」といった言い回しは現在でも残っていますが、このような言葉は元気が良い様や勢いがある様子といった意味で使われていました。
そして、ポテトチップスの味も当時の流行に則り、普通にコンソメ味にするのではなく「コンソメパンチ」という名前にすることによって、より消費者の印象に残るようにしたのです。
以上がお菓子の雑学でした、いかがでしたか?
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