禁煙するとご飯がおいしくなる理由
「タバコを吸うのを止めるとご飯がおいしくなる」という話はよく耳にしますよね。
実はなんとなくご飯がおいしくなるという訳ではなく、ご飯がおいしく感じられるちゃんとした理由があるのです。
タバコに含まれているタールは臭いが強く、普段からタバコを吸う人の鼻の粘膜に付着して、食べ物の香りを感じにくくさせています。
更に、味を感じさせる舌の「味蕾(みらい)」という感覚器官にもタールが付着すると、味を感じる機能が低下してしまいます。
そして、タバコに含まれているニコチンには味覚や嗅覚などを鈍くする効果があることから、喫煙者は料理の味や香りを楽しめなくなっている状態なんですね。
タバコを吸わなくなるとこれらの機能が回復するため、タバコを吸っていた時よりもご飯がおいしく食べられるようになるのでした。
タバコが20本入りの理由
一部の例外はありますが、ほとんどのタバコは一箱で20本入りで販売されていますよね。
ほとんどのタバコが1箱20本入りで販売されているのにもきちんとした理由があるそうです。
喫煙者にとってタバコを吸いたいという気持ちに駆られる周期は約1時間だとされています。
そして、睡眠時間などを考慮するとなると、大体1時間に1本ずつ吸っていくと1日で1箱を吸う計算となります。
喫煙者に1日で何本タバコを吸うのかと聞いてみると、1日で1箱を吸うという人が多いのは、本数がちょうどいいからなんですね。
しかし、タバコの値上がりも進んでいることから、タバコを控えるという人も増えてきており、一日に一箱は今や贅沢になっているのかもしれません。
以上がタバコの雑学でした、いかがでしたか?
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