一音も弾かないピアノ楽曲がある
世の中には様々な音楽が存在があり、大衆向けの音楽や独特なセンスを持った音楽もありますよね。
そして、とても斬新なピアノ楽曲の1つにジョン・ケージ氏が作曲した「4分33秒」という曲があります。
この曲は演奏者がピアノの前に座った後、座った状態で一音も出さずに演奏を終了する曲であり、一音も弾かない曲となります。
当然ピアノの前に座ってもいつまでも演奏が始まらないため、客はざわめき始めます。
そういった雑音も含めて「音楽」であるといった考え方から一音も弾かないという斬新な楽曲が生まれました。
演奏者によって演奏時間(無音)の長さが変わりますが、初めて演奏したピアニストがピアノの前に座っていた時間が「4分33秒」だったことから、それがそのまま曲のタイトルとなりました。
演奏時間が最も長い曲は?
世界に存在する音楽で最も長い曲はどの程度の長さだと思いますか?
先ほど紹介した一音も弾かない曲と一緒でジョン・ケージ氏によって作曲された「Organ2/ASLSP」という曲があります。
なんと演奏終了するまでに「639年」かかるそうです。
2001年からドイツのブキャルディ廃教会で演奏が開始されて、現在この記事を読んでいる瞬間にも演奏が続けられています。
このまま何事もなく演奏が続けられれば2639年には演奏が終了します。
ピアノは略称である
ピアノは誰にでも知られている楽器ですが、実は正式名称ではなくて略称であることをご存じですか?
ピアノの正式名称は「ピアノ・エ・フォルテ・クラヴィ・チェンバロ」となります。
音楽記号には小さい音を意味する「ピアノ」や大きい音を意味する「フォルテ」などがありますが、正式名称を日本語にすると「小さい音(ピアノ)も大きい音(フォルテ)もだせるクラヴィ・チェンバロ」という意味になります。
その後は「ピアノフォルテ」という名前で呼ばれていましたが、更に短くなって「ピアノ」と呼ばれるようになりました。
以上が音楽の雑学でした、いかがでしたか?
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