サブレの日の由来と面白い雑学、3月20日の今日は何の日?

サブレ、クッキー、ビスケットの違い

サブレ、クッキー、ビスケットの違いを厳密に説明できる人ってあまりいないですよね。

クッキーとは?

クッキーはアメリカから伝わってきた焼き菓子の名前であり、アメリカでは「ビスケット」のこともまとめて「クッキー」と呼ぶそうです。
日本では元々は「ビスケット」という名前で呼ばれていましたが、戦後になると「クッキー」の方が定着し、現代に至ります。

公正競争規約によると「糖分と脂肪分が全体の40%以上のもの」を「クッキー」と定義しています。
発祥はオランダだとされていて、オランダ語で「小さいお菓子・ケーキ」という意味の「クオキエ」が由来になったとされています。

ビスケットとは?

ビスケットの発祥は古代ギリシャ・ローマ時代だとされていて、古くから食べられています。
ラテン語でビスケットは「二度焼かれたパン」という意味であり、保存食として長期保存するためにパンを2度焼いたことが由来となって誕生したとされています。

日本では公正競争規約によると「糖分と脂肪分が全体の40%未満のもの」をビスケットとして定義しています。
乾パンなどはビスケットの一種だとされていて、日本では非常食や長期保存向けの焼き菓子がビスケットと呼ばれることがあります。


サブレとは?

サブレについてはフランスから伝わった焼き菓子となります。
フランス語でサブレは「砂」という意味であり、食べると砂のようにサクッと崩れる食感であることが由来で「サブレ」と呼ばれるようになりました。

フランスの都市名が語源由来であるという説もあります。
「クッキー」や「ビスケット」と違ってベーキングパウダーを使わないで焼くことも特徴の一つです。

鳩サブレは鳩三郎と呼ばれていた

神奈川県のお土産の定番である「鳩サブレ」ですが、実は発売当初には「鳩三郎」と呼ばれていたのを知っていましたか?
鳩サブレが開発されたのは明治時代末期のころでしたが、当時の日本では「サブレ」という言葉はあまり浸透していませんでした。

そして、鳩サブレを考案した久保田久次郎もサブレという言葉にあまり馴染みがなく「サブレ=三郎」としたのです。
結果としてあまり知られていないサブレという言葉を使った「鳩サブレ」よりも「鳩三郎」という名前で定着していきました。

そのため、現在も鳩サブレの関連グッズには「鳩三郎」という名前のものが存在しています。
しかし「鳩三郎」という名前自体はあくまで久保田久次郎が考えたものであり、商品名は発売当初から「鳩サブレ」だとされていました。

以上がサブレの雑学でした、いかがでしたか?

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