4月10日の「今日は何の日?」は「ヨットの日」です。
また「ヨットの日」にちなんで「ヨットの歴史や語源」「ヨットが風より速く走るのはなぜ?」などヨットにまつわる面白い雑学を紹介します。
4月10日はヨットの日
今回は「ヨットの日」について解説していきます!
なぜ4月10日が「ヨットの日」なのかというと、四(よ)十(と)で「ヨット」という語呂合わせが由来となっています。
ヤマハ発電機によって制定されました。
ヤマハといえばバイクというイメージですが、実はヨット以外にもボートや船外機やマリンディーゼルといったマリン製品が世界的に有名なんです。
夏季オリンピック種目である「セーリング」においても、ヤマハのヨットが大活躍しています。
「セーリング」というスポーツ自体がマイナー競技であり、ヤマハといえばバイク以外にも音楽教室などから楽器のイメージが強く、普通の人は「ヤマト=ヨット」とは結びつかないのではないでしょうか?
また、ヨットの日に海沿いの町ではセーリング体験やヨット教室など、ヨットに関する楽しいイベントが開催されているそうです。
近くに海がある人は「ヨットの日」にイベントが開催されているかどうかをぜひ調べてみてくださいね。
ヨットの雑学
今回は「ヨットの日」にちなんで「ヨットの歴史や語源」「ヨットが風より速く走るのはなぜ?」などヨットにまつわる面白い雑学を紹介します。
ヨットの語源
ヨットの歴史は想像以上に古く、14世紀ごろのオランダには存在していたとされています。
現在はスポーツや遊びに使われることの多いヨットですが、当時は海賊を追いかけたり、海を偵察するために使われていたそうです。
その当時は「ヨット」という名称ではなく「ヤハト(jaght)」と呼ばれていたそうで、これがヨットの原型になったとされています。
それからしばらくは「ヤハト」と呼ばれていましたが、17世紀のイギリスのチャールズ2世へオランダから「ヤハト」が贈られた際に、この乗り物の事を「yacht(ヨット)」と名付けたことにより、ヨットという言葉が誕生しました。
日本にヨットが伝わったのは江戸時代とされています。
江戸時代は鎖国していたことで有名でしたが、オランダとは交易が続いていたことから、日本にも江戸時代の時点でヨットが存在していたのでした。
なぜヨットは風速より早い?
ヨットの推進力といえば「風」ですよね。
帆に風を受けて推進力とすることにより前に進むことのできる乗り物です。
しかし、その考え方をすると風速以上の速度が出ないのではないか?という疑問が出てきてしまいますよね。
例えば風速5メートルの日にはそれと同等か、重量を考えてそれ以下の速度しか出せないはずです。
実は風速よりも早く走っているのには「帆の向き」が関係しています。
帆が風に対して直角に張られていては風速より速くなることはありませんが、風に対して帆をほぼ平行に近く少しだけななめの角度で張ることにより、前方からの風が速く流れて風が強くなり、帆の後方からあたる風はゆっくりと抵抗が大きくなっていき、常に推進力が生まれることとなるのです。
風に対して垂直に帆を張ると思われがちですが、実は違うというわけですね。
以上がヨットの雑学でした、いかがでしたか?
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