昆布が海で出汁が出ないのはなぜ?
「昆布が海で出汁が出ないのなんでだろう?」というフレーズで有名なテツandトモというお笑い芸人さんが昔ブレークしていましたよね。
お笑いのネタでもあることからなんとなく笑って見ていましたが、本当にどうして出汁が出ないのか不思議に思った事はありませんか?
昆布の出汁は昆布に含まれるグルタミン酸と呼ばれる成分です。
グルタミン酸という成分は昆布の細胞膜の中にある成分なので、海の中で海水に浸されているだけでは外に出てこないんですね。
しかし、昆布を収穫することによって昆布が切り刻まれたりすると、当然ですが細胞膜が壊され、中に入っていたグルタミン酸が外に漏れ出てくるのです。
知ってしまえば昆布が海で出汁が出ない理由は簡単なものでしたね。
出汁を簡単に更に美味しくする方法
せっかく時間をかけて出汁をとるのであれば少しでも美味しい出汁をとりたいですよね?
実はひと手間を加えるだけで出汁が更に美味しくなる方法があるんです。
普通は出汁を取った後にはその出汁をそのまま料理に使うか、出番があるまでは放置しておくと思いますが、実は出汁をとったらすぐに冷やすと出汁がさらに美味しくなるんです。
出汁は温度がだんだんと冷めていく段階で雑菌が繁殖しやすくなり、特にぬるい温度まで下がってしまうと腐りやすくなり、この雑菌のせいで出汁に雑味が生まれてしまうんです。
雑味を発生させないためにも出汁を取り終わったらすぐに冷やしてしまった方が良いということなんですね。
すっきりとした味わいの出汁を楽しみたいという方はぜひこの方法を試してみてくださいね。
以上が出汁の雑学でした、いかがでしたか?
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