箸を普及させたのは聖徳太子
現在の日本の食文化には欠かせない箸ですが、箸の歴史はとても古く既に飛鳥時代には箸食の文化があったそうです。
箸食の制度をいち早く導入したのは飛鳥時代の朝廷でした。
箸食の文化についてはもともとは中国から始まったもので、当時の日本はまだ手づかみで食べ物を食べていました。
そもそも箸食の文化が日本に伝わっても手づかみが当たり前だったため、面倒臭いという理由もあってかなかなか普及することはありませんでした。
聖徳太子が当時の中国(隋)に遣隋使を派遣する際に、隋とは対等な付き合いをしていきたいという意向の手紙を持たせようとしましたが、対等な付き合いをしたい人間が手づかみで食事をしていたら下品だと思われてしまいますよね。
そこで、聖徳太子は朝廷内で箸食制度を普及し、隋へ派遣したとしても恥ずかしくないような箸の作法を身に付けさせていったのでした。
韓国で金属の箸が使われる理由
日本でも箸食中心の文化となっていますが、お隣の国である韓国についても箸食文化になっていますよね。
しかし、日本で使われている箸が木製なのに対して何故か韓国で使われている箸は金属製ですよね。
ちなみに日本に箸を伝えた中国についても木製の箸を使っています。
金属製の箸は熱いものを食べていると熱くなりますし、冷たいものを食べていれば冷たくなり、はっきりいって使いづらいのですがなぜ韓国だけが金属製の箸を使用しているのでしょうか。
これはこれまでの韓国の歴史が関係しているそうです。
朝鮮半島は1950年代まで戦争をしていたように、過去の歴史を振り返っても頻繁に戦いが起こる地域でした。
そのため、木製の箸ではもろくてすぐに壊れてしまうため、丈夫で長く使える金属製の箸が使われるようになったとされています。
以上が箸の雑学でした、いかがでしたか?
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