交通信号設置記念日の由来と面白い雑学、8月20日の今日は何の日?

信号の色が青黄赤に並んでいる理由

日常生活で当たり前となっている信号機ですが、横向きの信号機を見ていると全てが「青・黄・赤」という順番で並んでいて、全国的に見ても逆順に並んでいる信号機なんて存在しないですよね。
実は「青・黄・赤」という順番なっているのにもちゃんと理由があるのです。

信号機で1番重要であり見えてなければならない色は赤色ですよね。
最悪青色が見えなかったとしてもそのまま直進できれば何の問題もないですよね。

しかし、赤色の場合は見落としてしまって直進してしまうと重大な事故を招いてしまう可能性があります。
この赤色の信号を見落とさないために右側に赤が配置されているのですが、これは日本の道路が左側通行になっている事が関係しています。

左側を走行している時に、左側に植えてある街路樹の枝や葉が信号を隠してしまうことがあるのですが、赤色を右側に配置しておけば街路樹からの距離があって赤色信号が隠れる可能性が低くなるのです。

信号の色が緑ではなく青と呼ばれる理由

信号といえば先ほどから解説しているとおり「青・黄・赤」という色が使われていますよね。
しかし青色だけにはちょっと違和感があって、実際には青色ではなくてどちらかというと緑色に見える気がしませんか?

なぜ緑色にも見える信号がここまで青色として定着したのかというと、信号機が初めて設置された際に当時の新聞記者が信号の色を「青」として新聞の記事に掲載したのです。
これがきっかけとなって信号機の色は「青」として全国的に広まっていくこととなりました。

そもそも日本人は古来より緑色を「青」と表現することが多く、この記者についても信号が緑とも青ともとれることから「青」としたのだと思います。
「木々が青々しく生い茂る」といった表現も緑色の木々に対して「青」が使われていますし、そもそも「青汁」なども完全に緑色ですよね。

このような緑色を「青」とする文化から信号が「青」と呼ばれるようになったのでした。
以上が信号の雑学でした、いかがでしたか?

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