名古屋城に金のシャチホコが置かれている理由
ここまで名古屋城といえば金のシャチホコと紹介してきましたが、そもそもなぜ名古屋城には金のシャチホコが乗っかっているのかを知っていますか?
実はシャチホコは魔除けの意味で名古屋城に乗っかっているのです。
このシャチホコについては中国の伝説で言い伝えられている架空の動物であり、竜の顔に背中にはトゲがある魚のような生き物となります。
一見すると2匹とも同じもののように見えますがオスとメスに分かれていおり、オスは口をあけていて、メスは口を閉じています。
古くからシャチホコが設置された建物は火事などの災害から守られると言い伝えられているため、名古屋城がそのような被害に合わないように天守閣に設置されたのでした。
ただの豪華な飾りかと思いきや、意外な意味が込められているんですね。
実は金のシャチホコは2代目
今回は「金シャチの日」ということで名古屋城の金のシャチホコについて紹介してきましたが、そもそも現在の金のシャチホコは初代ではなく2代目だって知っていましたか?
初代の金のシャチホコはどうなったのかというと、実は現在は茶釜になってしまったそうです。
実は江戸時代の初期のころには金のシャチホコが名古屋城に飾られていたのですが、1945年に第二次世界大戦が起こっていた際の空襲によって天守閣もろとも焼失してしまったのです。
その当時の名古屋城は戦争中だったこともあって貴重なものについては取り外して保管するようにしていましたが、ちょうど金のシャチホコを取り外して保管しようとしていたところ空襲が名古屋城を襲いました。
その結果として金のシャチホコは燃えかすとなった挙句にアメリカ軍に接収されることとなりました。
終戦後には名古屋市に返還されることとなりました。さすがに焼けてしまった金のシャチホコを飾るわけにもいかず、どのように使うか検討した結果、金のシャチホコは茶釜として生まれ変わることになりました。
以上が金のシャチホコの雑学でした、いかがでしたか?
注目記事
毎日が「今日は何の日?」
あなたやあなたの大切な人の誕生日は何の記念日ですか?
■今日は何の日?(8月22日)
処暑
金シャチの日
はいチーズ!の日
ショートケーキの日
禁煙の日
カニカマの日
■明日は何の日?(8月23日)
油の日
湖池屋ポテトチップスの日
不眠の日
乳酸菌の日