重要文化財と国宝の違い
日本にある貴重な建物や工芸品を表す言葉として「重要文化財」や「国宝」といった言葉がありますよね。
どちらの言葉からもそれが貴重であるものであることが伝わりますが「重要文化財」や「国宝」の違いってよくわからないですよね
まずは「重要文化財」についてですが、これは今回の「文化保護法施行記念日」で紹介した「文化財保護法」に指定された建造物、彫刻、工芸品、古文書を指します。
続いては「国宝」についてですが、実は「国宝」も「重要文化財」の一種であり、「重要文化財」の中でも「学術的な価値の高いもの、美術的に優秀なもの、歴史的に意義深いもの」を「国宝」としています。
このように「重要文化財」と「国宝」はどちらも貴重なものの事を指していて、「国宝」の方がより重要なものであるということになります。
蛍光灯の日本初の設置場所は法隆寺
日本の重要文化財として有名な「法隆寺」ですが、実は法隆寺は日本で初めて蛍光灯が設置された場所でもあるんです。
蛍光灯が一般家庭に普及し始めたのは1940年代のことであり、それまでは白熱灯が主流となって活躍していました。
そして、1937年に法隆寺の改修工事の計画している時に、法隆寺の壁絵などを保存するために模写することが決まったのですが、白熱灯で照らして壁絵を見ると色合いなどが非常にわかり辛く、模写がしにくいという問題が発生しました。
さらに、白熱灯の光が壁絵を品質を劣化させてしまうなども問題が発生してしまったため、変わりの明かりを確保する必要が出てきました。
そこでその当時はまだ普及していなかった蛍光灯が実験も兼ねて採用されることとなり、法隆寺に設置されることになったのです。
この頃は当然ながらまだ蛍光灯は商品として実用化がされていなかったため、法隆寺が日本で初めて蛍光灯を設置した場所となったのでした。
以上が重要文化財の雑学でした、いかがでしたか?
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