北枕で寝た方が生存率が上がる
皆さんは夜寝る時に枕がどの方角を向いているかを意識したことがありますか?
「北枕」については縁起が悪いとされていますが、実は木造家屋の場合には「北枕」で寝ている方が地震が発生した時に助かる可能性が高いって知っていましたか?
これはおまじないのようなものではなく、しっかりとした根拠に基づいて「北枕」で寝たほうが良いとされているんです。
なぜなら、木造家屋の構造上、北側の方が丈夫に出来ていて、南側の方がもろく出来ている家屋が多いからなんです。
なぜ北側の方が丈夫なのかというと、一般的な家屋は日光を取り込むために南側に窓が集中していることが多くもろくなっているのです。
北側は窓などがあまりなく丈夫に出来ているため、例え家屋が崩壊してしまったとしても頭が無事に済む場合が多く、「北枕」の方が助かる可能性が高いとされているんです。
1階と2階どちらにいた方が良い?
地震が起きた時に真っ先に考えるのが「どこに避難したら良いか」ですよね。
その時にいる場所にもよりますが、一般的には柱が多いトイレなどが安全とされています。
では一戸建ての家の場合、1階と2階だとどちらが良いのでしょうか。
阪神淡路大震災の時には2階にいた人の方が生存率が高かったようです。
逆に1階にいた人たちは倒壊によりほとんどが圧死してしまいました。
1階の方が出口が多いから助かりそうというイメージもありますが、地震が起きた時には2階で揺れが収まるのを待つ方が良いようです。
また、2階にいたとしても外に出られる手段を持っておかなければなりません。
建物の歪みによって扉が開かなくなってしまう場合もあるので、揺れが一時的に収まったらドアや窓を開けておきましょう。
日本は頻繁に地震が起きる国なので、一人一人が自身の安全を守る術を持っておく必要がありますね。
以上が地震の雑学でした、いかがでしたか?
注目記事
毎日が「今日は何の日?」
あなたやあなたの大切な人の誕生日は何の記念日ですか?
■今日は何の日?(9月1日)
防災の日
キウイの日
レビュー記念日
マテ茶の日
あずきの日
釜飯の日